愛されたくてとる行動が仇となる!? 自分磨き女子が愛されない理由
「女子力」という言葉が流行ってからというもの、「自分磨き(笑)」と笑われ、もっとひどい場合は「ネイルとかアロマとかやってる自分磨き女子はドン引く」なんて言われてしまうことも出てきました。一生懸命に自分を磨いている女子ならば「頑張ってるのに引くってどういうこと?」「前向きでいいんじゃないの?」とわけがわからなくなっているかもしれません。
なぜ外見を磨くためにダイエットや美容に励んだり、内面を磨くためにポジティブを心掛けたり啓発本を読み漁ることが「(笑)」と嘲笑されてしまうのでしょうか? そこにはこんな秘密がありました。
愛されようと頑張るな
「別に自分磨きが悪いわけじゃないと思うけど、男に愛されようと必死になっている行動が痛々しく感じる」(27歳/商社)
▽ 好きな人や自分のためではなく「とにかく男性に愛されるため」だけを理由に頑張るお洒落やダイエットは男性から見ると痛々しい求愛行動に見えるそうです。愛されようとする姿は「私を愛してほしい」という強烈なアピールと同じこと。愛してほしいとしきりに求めてばかりいる女性は、何かが決定的に不足しているように見えて魅力的にうつりません。
自分に自信をつけるのを目的にするならいいですが、相手に求めてもらうために磨いてしまうと軸がブレてしまい、自分を持っていない人のように感じます。自分の中心に軸のない自分磨きは不毛です。「嫌われたくないから」「愛されたいから」と続けていると消耗していってしまいますよ。
全力で愛したほうが勝ち!
「愛してほしいというアピールが全開な女は重い」(28歳/広告)
▽ 「惚れたモン負け」なんてなんて言葉がありますね。意味は惚れた弱みで相手の多少のワガママを許してしまう、という意味でした。相手のことを思っているからこそ許せてしまうという愛情。これがなければ恋愛は成り立ちません。心のなかが「愛してほしい」という気持ちで充満している女性よりも、「愛している」ゆえに相手を許せ、包み込める寛大な女性のほうがモテるのは当たり前。
「私はこんなに努力しているのに、どうして大事にしてもらえないの?」と思っている人は、自分にばかり夢中になっているため人間の磨き方を間違っているのです。
自分が変わらない限りどんな恋をしても虚しいだけ
付き合う相手を変えたからといって、自分まで新しくなるわけではありません。自分が満たされずに虚しいのであれば、それは付き合う相手のせいでなく自分のせいです。恋愛は与えたいという気持ちを相手からもらうもの。相手に「これをしてあげたい」「風邪をひかないでほしい」と思える自分自身が満たされることでもあります。素敵な恋愛をするためには、自分磨きをする前に、相手に依存しすぎていないか、自分は自立心がきちんと持てているのかをふり返ってみるといいかもしれませんね。