自分の人生に恋愛はいらないかもと思っているあなたへ
恋愛をすれば周りは見えなくなるし、他人に感情を振り回される、しなくてもいい悲しい思いもするかもしれない、傷つきたくない。
過去に悲しくて辛い経験をした方なら、なおさら思ってしまいます。結果、他人に期待しない。どうせと始めから諦める癖がついてしまい、恋愛は何のためにするのかが分からなくなり、恋愛から遠ざかっていってしまいます。
恋愛は、絶対しなくてはダメなモノではありません。恋愛しないと人生損するモノでもありません。正直、恋愛がなくても幸せな人なんて世の中にはたくさんいます。でも、人間が作られた時から男と女に分けられ、相手を想う心を備わったのには何かわけがあるのだと筆者は思います。
心は、ほったらかしにしていると、どんどん曇っていきます。心は、磨くもので、育てるものです。その心の成長に一番効果的なのが、恋愛だと思います。
今回のお話で、恋愛なんて要らないと思っている方が「恋愛って面倒で辛くて思い通りにならないけど、また誰かを好きになりたいな」と思って頂けたら嬉しく思います。
自分の感情に鈍感にならないために
大人になるにつれ、感情は鈍感になっていきます。自分の身を守るための防衛本能でもあるので、それはしょうがないと思います。
だから友人や仕事関係の方たちには、心の奥底までは振り回されません。ほとんどの人が「ここまで」という線引きをしているからです。
でも、恋愛だとそういきませんよね? 器用にできる方もいますが、やはり恋愛は損得だけで考えられないからです。好きだから振り回されているように感じる、少しの事で乱されてしまうようになるのです。
ですが、それはそんなにも心にとってダメな事でしょうか? 自分の心を揺さぶられる相手がいるのは、とても素晴らしいことだと思います。誰彼関係なしに揺さぶられる人なんていません。皆さんの特別な誰かだから、心は敏感になり鎧を纏っていたのに脱がされてしまうのです。
辛い感情も、嬉しい感情も、全てひっくるめて恋愛の醍醐味ではないでしょうか。辛い気持ちは糧にし、嬉しい気持ちは決して忘れないために、一つ一つ自分の想いに敏感になって欲しいと思います。
信じることで、広がる世界
他人を心から信じることは困難です。
でも、それができたとき、信じたいと思える相手と巡り合えたとき、心の器はキレイになります。その器は、自分にとってとても大きな力となり、二度と色あせることはありません。
大半の方が、先の見えない未来に不安を抱き、途中で放棄してしまいます。でも、いろいろな思いの積み重ねの果て、見える景色はどれほど素晴らしいのか考えてみて下さい。
信じたら裏切られると思うから、裏切られる。意外にも人の真理はシンプルにできているもの。他人を信じる事は並大抵の事ではありません。パワーも使うし、心もくたびれてしまいそうになります。
最初は“信じる”と“投げやり”がごっちゃに感じますが、信じようと決めたのなら貫いて下さい。
意固地にはならなくていいのです、この人じゃないと感じたら引けばいいし、頭よりも心がそう望む方に進んでいってください。だからこそ、恋愛をするには心を敏感にしとかなくてはならないのです。
最後に
恋愛をしろ! なんて強制されることはありませんが、人が人に恋をするのは自然なこと。人生になくてもいいものだけど、恋愛は人生に色をつけてくれるモノのような気がします。
皆さんの自由な色で彩られた世界は、きっと素晴らしいと思いました。