バカになれるものだけが、恋愛を目一杯楽しめる。そんな恋をしたいあなたへ
恋愛とは何て滑稽で人をバカにしてしまうのか? でもその恋愛に酔いしれることができないよりは、よっぽど幸せなことだ。
今回は、恋愛に思い切り飛び込むことで、世界は違って見えるというお話をしたいと思います。
映画のような恋を望むのは、現実を見すぎている心の矛盾
女性なら誰しもが「映画のような恋をしてみたい」と思っているはずです。
失敗も困難も、最終ハッピーエンドになると分かっているから、最後まで安心して映画を見ることができます。でもこれが現実なら、きっと皆さん途中で諦め、方向転換し、堅実で現実的な要素を兼ね備えている恋愛を選ぶと思います。
なぜ、恋い焦がれるくらいの恋愛をしてみたいと思うのに、いざ現実になると違うのでしょうか?
無意識に恋に臆病になってしまう
それは、無意識に恋に盲目になると足元をすくわれるという考えになり、現実的の方が地に足ついていて安心できるからと、どちらかを選択しているのです。
この二つはそんなにも相反することなのでしょうか? いいえ。恋愛に正解も不正解もありません。
どちらかを得ると、どちらかを失くさなければならないという、人間の心理です。
女性はやはり、映画のように恋愛を思い切り楽しんでみたいという願望は強く、でも自分自身で蓋をします。そうなった時の新しい自分が怖いから、失った時の悲しみが絶望的だから、というように先が見えない恋愛に臆病になります。
そんな恋愛を私もしてみたいと、皆さん夢のようにお話をしますが、するもしないも相手がどうというわけではなく、自分がそうなれるかどうかなのです。
恋愛に夢を見ることは、それほど困難なのか?
女性は特に結婚に夢をみます。それは、結婚という世間で定められた「あなたと一生一緒に居ます」という目に見える契約があるから、そこでやっと安心するのです。だから、女性は結婚に対して焦りという感情が湧き出てしまうのでしょうね。安心や安全を求めることは決して悪い事ではありません。
ですが、結果を急ぎすぎて、愛を育む過程を疎かにするのは、間違っていると思います。
最後に
恋愛に夢を見て、恋い焦がれるあなたに夢を見る、そうして愛は育まれていくのです。
今の世の中は、自分に対しても人に対しても夢というものを見ません。ですが、世界でたった一人の愛する人には夢を見て欲しいと思います。
たとえ、周りの目からは滑稽に思われたとしても、バカになれるほど恋愛を謳歌する方が、よっぽど素晴らしい人生であり、大切なことのように思います。