シンクロ二シティが頻繁に起こる恋の意味
不思議な偶然が重なり合い、男女の関係は発展していきます。まさかこんな場所であの人に会うなんて……、そんな恋の奇跡をみなさんは経験したことがありますか? それは、ある日、思いもよらぬ場所で起こる幸せな恋への第一歩だと言えるでしょう。シンクロ二シティが頻繁に起こる恋の意味とは、一体? 今回のコラムでは、その謎に迫りたいと思います。
偶然は合図
偶然を「たまたま」と解釈する人もいれば「セレンディピティ(幸運なる偶然)」と解釈する人もいます。筆者は後者で、偶然には意味があると考えるタイプです。たとえば街中で意中の人と偶然会う確率というのは、ものすごく低いもの。特に都会で暮らしていれば、まずありえないことです。好きな人と同じ街に住んでいたとしても、なかなか偶然会うことはありません。偶然はいつだってベストなタイミングで起こります。そこに意味があるとしたら「あなたは正しい道を歩んでいる」ということでしょう。あなたのその恋がうまくいく、うまくいかない、ということには関係なく、あなたに必要な相手だから恋をしていると解釈できます。その人を好きになることで、必ずあなたにとって大きなプラスになることが起こるのです。その合図がシンクロ二シティ。だから、もし偶然渋谷のスクランブル交差点で好きな人と会うようなシンクロ二シティが起こったのなら、その恋はあなたに大きな恵みを与えてくれると思って間違いないでしょう。
世界が広がる恋をしている証拠
振り返ってみると、シンクロニシティが頻繁に起こる恋をしていると物事がやたらと順調になっていったことに気づきます。「ここに行きたい」と言えば、偶然にも行けるチャンスが訪れたり、「この仕事に就きたい」と思えば、その仕事へ就くキッカケが訪れるのです。これは引き寄せの法則とは少し違います。自分が意識せずとも、勝手に物事がうまくいくようになるのです。
みなさんは「アメリ」という映画をご存知でしょうか? 主人公は街で偶然会った男性に一目惚れをします。その人のことを好きになった途端に、目の前の世界がどんどん広がっていくのです。アメリの恋はまさにシンクロ二シティの頻繁に起こる恋。そのため、恋に落ちてから物事が順調になり、まるで世界とピッタリ足並みを合わせたかのようなシンクロ二シティが起こり始めます。もしあなたにシンクロ二シティが頻繁に起こっているようなら、その恋と現実的に対峙してみるといいでしょう。きっと悪い方向にはいかないはずですよ。
今、何をすべきかが明確になる
好きな人の好きな曲があなたがお店に入った途端流れ始めたり、好きな人の年齢を知りたいと思っていたら誰かがいきなり会話の中で教えてくれたりするのは、シンクロ二シティの一部です。そのようなシンクロ二シティが頻繁に起こる恋をしていると、なぜか恋愛以外の目標も明確になってきます。今、何をすべきかが、好きな人というフィルターを通してわかってくるのです。つまり、あなたがその人を好きになったのは偶然ではなく、必然であり、あなたらしい人生を生きるための大きなヒントとなります。その人を好きになってから、自分の人生における大きな目標が見つかったり、生きやすさを感じるようになったのなら、あなたにとってその恋は必要なものだったと言えるのではないでしょうか。逆に失うものが多くなったり、まったくシンクロ二シティが起こらない恋は、もしかしたらあなたにとって不要な恋なのかもしれませんね。