驚愕! 男性と女性がすれ違う原因は時間の感覚にあった
最近、わかったことがあります。それは男女がすれ違う原因は“時間の感覚”に尽きるということです。女性は太古の昔から、子育てをしながら、料理をしたり、生活全般を限られた時間の中で上手に切り盛りしなければいけませんでした。そのため、物事を飲み込むスピードがはやいのです。より便利になることを見つければ、それを素早く受け入れます。しかし、一方の男性は、獲物を狩ることひとつ(現代で言えば仕事)で家族を養ってきたため、複数のことを合理的に考えて行動を起こすのが苦手な傾向があります。つまり複雑な物事を受け入れ、自分を変えていくまでに、時間がかかるのです。
さあ、どうしたら男性の時間の感覚を受け入れて、二人の関係をより素敵なものへと変えていけるのでしょうか?
恋人や夫に過度な期待をしない
私のこと好きだったら、こうしてよ! と女性は怒りがちです。しかし、男性は彼女や奥さんの期待に応えるために、日々とても頑張っています。女性にとっての努力が、男性にとっての努力とイコールではないのです。そこを理解しないと、男性を受け入れることはできないでしょう。
一番良いのは、恋人や夫に過度な期待をしないということです。期待はどうしても女性目線の期待になってしまいがちですから、男性が毎日仕事でどれだけ汗水たらして頑張っていたとしても、女性から見たら、二人の関係や家庭を大事にしているようには見えないことがあります。しかし、彼のことをしっかり目を見開いて見てみれば、不器用ながらも、恋人との時間を作るために頑張っていたり、必死に家庭を養おうとしていたりするのです。ですから、合理的に物事を考えることができる女性側がそこを理解し、恋人や夫に女性目線の期待をしないようにした方がいいかもしれません。男性は徐々にではありますが、恋人や妻の女性目線の期待に気づくようになり、行動を起こしてくれるようになるはずですから……。お互いの期待に応える過程においても、男女の時間の差があるということを念頭に置いておけば、男性に過度な期待は持たなくなりますよ。
男性は自分の欠点をなかなか受け入れられない
「結婚15年目にしてやっとマシになった」と知人から旦那さんの話を聞く機会がありました。それまでは、彼女が旦那さんの欠点をどれだけ指摘しても、直してくれなかったそうです。ですが、二人の愛が冷めていき、夫婦の危機を迎えることになったとき、やっと旦那さんは改心して自分の欠点を改めようと頑張る決意をしたとか……。
そうです、男性は切羽詰まった状況にならないと、動かない傾向があります。女性の方が自分を変えるのに時間がかからないのに対して、男性は自分に対するこだわり(プライド)が強く、危機的状況に陥るまで何もしない傾向にあるのです。そのせいで、恋人や夫婦の関係性が壊れてしまうこともあります。それを未然に防ぐためには、ちょっとだけ危うい感を演出した方がいいのかもしれません。何も「浮気するぞ」というオーラを出す必要はありませんが、男性に彼女のことを放っておいたらどこか知らない場所に行ってしまいそうだ、という甘美な痛みを味わわせるのです。
男性は基本的に女性を追い続けたいと思っているもの。それを上手にくすぐることで、彼が自分の欠点を素直に受け入れてくれるようになる可能性があります。具体的な方法としては、いつも美しい自分でいるよう心がけたり、恋人や家庭以外の場所に居場所を作るといいでしょう。