世のダンナさんたちに分かってほしい!!　妻たちがセックスに応じたくなくなるワケ

新婚当時は毎日のように愛し合っていたのに、結婚生活が長くなってくるとだんだん回数が減り、今やほぼレス状態……、なんて夫婦は少なくありません。ではレスになったままでいいのかというとそうでもありません。よく浮気した夫たちが口にするのが、

「妻がセックスに応じなくなったから……」

というもの。浮気したのは妻のせいだ……というニュアンスが暗に感じられるような口実ですが、では妻たちがどうして拒むようになったのか、そうさせている原因は誰にあるのか、夫たちはよく考えたことがあるのでしょうか。じつはなかなか言い出せないことですが、妻たちにも立派な言い分があるのです。まずはそんな彼女たちの声に耳を傾けてみてください。

「セックスして当然」という態度がイヤ!!

夫婦なんだからセックスをして当然、というのは正論。ただ妻たちがなかなか応じる気分にならないのは、夫が自分のしたい時だけ、したいようにして終わりというパターンに飽き飽きしているからです。もはやロマンティックに気分を盛り上げようという工夫や努力もなく、ただ夫側のペースで行われるセックス。妻としてはその気になれず、「疲れているのに、したくない」という気分がわいてきます。夫婦だからセックスをするのは当然ですが、もっと相手の気持ちや心の動きにもちゃんと注意を払ってほしい、と妻たちは願っています。

夫があまりにも自分勝手なセックスばかり要求する。

性衝動の強い男性は、とにかくセックスすることで達することができ、満足感を得られるかもしれません。でも女性側は、気分が盛り上がり、体も受け入れる準備ができないとなかなか満足度の高いセックスを楽しむことができないのです。それなのに、夫が自分勝手なセックスばかり要求し、妻も自分と同じように楽しんでいるはずと勘違いしていたら、妻側の気持ちはどんどん冷めていくばかり……。一度冷めてしまった気持ちを取り戻すのは至難の業で、妻たちは「もう夫とのセックスは義務感だけ……」という事態にもなってしまうのです。

セックスは夫婦二人の問題。

セックスは夫婦ふたりで作り上げてゆく営みです。「妻が応じないから」、「夫が自分勝手だから」と相手を責めるよりも、どうすれば新婚当初のような情熱やときめきを取り戻せるのか、ふたりで正直に考えてみることが大切です。夫婦だからって妙にお互いに遠慮してしまっては、距離感やミゾが深まるばかり。そうならないよう、日ごろからコミュニケーションをしっかりとって、「こうしたい、こういうのはイヤ」とはっきり言い合える関係を目指したいものです。