やればやるほど逆効果? 彼から大切に扱われなくなる行動

2014.08.04

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両思いのはずなのに、たまに「彼は本当に私のことが好きなのかな?」と思うくらいに、立場が弱い恋愛をしている人はいませんか? 自分を大切にしてくれるよう、彼に一生懸命働きかけているのに空回りばかり……。そんな人は、知らないうちに、自分の立場を弱くする行動をしていたのかも知れません。

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ルールは弱いほうが作るもの

彼からメールが来ない、デートの誘いがない、自分よりも友達を優先される……。こんな風に、彼が自分のことを本当に好きでいてくれているのかわからなくなるとき、二人の間にルールを作りたがる人も少なくないようです。他のことと違って、恋に関してはルールを作る方が立場が低くなります。「毎月記念日を祝う」「用がなくても毎日電話すること」と、彼が自分にしてほしいことをルール化すると、とりあえずそれを守ってもらえることが多いでしょう。でも、それまでのマメじゃない彼を知っていればいるほど「本当はイヤなのに私に言われたからやっているだけじゃないの?」と疑心暗鬼になります。さらに、彼がルールを無視すると「わかりやすくルールにしたのに、それさえ守る気がないなんて!」と、さらに悲しい気持ちに。ルールを作ることによって、かえって恋愛に対してのお互いの熱意の量が浮き彫りになってしまうのです。
「好きならこうしてくれるはず」というのは、自分の中のルールでしかなく、彼がその通りにする必要はありません。それどころか、彼は彼なりの感情表現をしているのに、ルールにとらわれて見落としているかもしれません。そこに余裕を持って接することができないと、いつまでも「私ばっかりが好きみたい」という気持ちからは抜け出すことができないかも。

相手の優先順位を上げると、自分の優先順位が下がる

恋に対して自信が持てないとき、自分の生活の中での「相手の優先順位」をあげてしまうことはありませんか? なかなか会えないから、会えるとなったら先約をパスしてでも会う、自分のやりたいことより彼とのデートを優先させてしまうなどの行動は、はじめのうちは可愛いと思われることがあっても、次第に彼の中での自分の優先順位を下げることになります。彼女の都合を考えなくても自分が会いたいときに会えるうえ、他に趣味もなさそう、いつ会っても新鮮みを感じない相手と優先的に会いたくなる人は少数派です。また、人には「自分の思い通りにならない人やモノほど価値がある」と感じる傾向があるので、自分の生活の何よりも彼を優先させていると、本人の努力に反比例して彼からはどんどん軽く見られることに。趣味や友人関係が充実している魅力的な人を、なかなか会えないという理由だけで嫌いになる人はいません。時には彼の誘いを断るくらい、恋以外に夢中になれるものを作った方が結果として彼から大切に扱われることにつながるかも。

「会っているときはラブラブ、会わないときは忘れて好きなことをしている」くらいのさっぱり加減が、結果として彼に大切にされるさじ加減です!

2014.08.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by 中野亜希

東京在住のフリーライター。 音楽・読書・写真・わんこ・お酒が好き。 ツイッター:@752019