一生つきまとう? 家庭環境が恋愛に及ぼす影響
みなさんはご自身の恋愛観、結婚観が培われるのはいつだと思いますか? 実はそれは幼少期だったりするのです。いつもダメンズばかりを選んでしまう、嫌なのに同じ恋愛パターンを繰り返してしまうのは、あなたの異性を見る目がないからではないかもしれません。はじめに出逢う異性、つまりお父さん、お母さんの在り方や関係性が、その後の恋愛観や結婚観にかなりの影響を及ぼすことがあります。さて、どうしたら家庭環境から培われた恋愛観や結婚観を覆し、幸せな恋愛や結婚ができるようになるのでしょうか。
過去を差し替える
たとえあなたが表面的に幸せな恋愛がしたい、結婚がしたい、と思っていたとしても、あなたの潜在意識に刻み込まれた家庭の在り方は、なかなか変化しません。しかし、潜在意識を書き換えてしまえば、恋愛や結婚に求めるものも自然と変わってきます。
一番いい方法としては、あなたは理想の家族の元で育ったものだと思い込んでしまうことです。夫婦仲が悪く、常に緊張を強いられる家庭で育ったのなら、穏やかで愛に溢れた夫婦の元に生まれ、愛情たっぷりに育てられたことにしてしまうと効果的。最初は違和感を抱くかもしれませんが、何度もそういったイメージを繰り返していくうちに、潜在意識が変わり、本当に幸せな恋愛や結婚ができるようになりますよ。
親に対して抱いている感情を書き出してみる
人というのは、自分の負の感情を知らず知らずのうちに、隠蔽してしまうことがあります。でも隠蔽したからといって、残念ながらその負の感情は癒されることはないのです。それどころかいつまでもくすぶり続け、あなた自身を苦しめる結果となります。その負の感情をいち早く癒す手段のひとつとして、両親に抱いている感情を書き出してみるといいでしょう。あなたは両親にどんな感情を抱いていますか? 本当はどうして欲しかったのでしょうか? ありのままの感情を書き出し、認めることで、初めて癒しが起こります。暴言を書いても構いませんし、悲しいという思いを文字にしてもいいです。あなたが両親に対して思っていることをひとつ残らず書き出すことで、これまで鬱積していた感情が解放されて、現実が変化していきますよ。
自己評価を高めていく
特に何をやっても褒められなかった、否定された家庭で育った人は、とても自己評価が低くなりがちです。そうなると、明らかにその人よりも格下な異性が寄ってきやすくなってしまいます。そして本人もそのような異性と一緒にいることで、安心してしまい、結果、幸せな恋愛や結婚から遠ざかってしまうことがあるのです。それを防ぐためには、自己評価を高めるしかありません。しかし自己評価を高めることは結構難しいことです。社会に出ると、常にあなたを何かと否定してくる人がいるからです。でもそのような人の言葉には絶対に耳を貸さないでください。自己評価を本気で高めたいのなら、あなたを褒めてくれる人、認めてくれる人の言葉を信じましょう。それだけでも、だいぶ自己評価が高まり、魅力的な異性と恋愛や結婚ができるようになるはずです。