可愛いやきもち、可愛くないやきもちのボーダーライン
恋にはつきものなのが「やきもち」。やきもちを焼くこと自体、相手を好きな証拠ともいえますが、度が過ぎると自己嫌悪に陥ったり、彼をうんざりさせてしまうことも。可愛いやきもちと、彼がドン引く怖い嫉妬、どこが境界線なの?
可愛い? 怖い? やきもちのボーダーライン
「多少のやきもちは可愛いし愛されているんだなと思える」という男性の声は多いですが、じゃあ多少って何なのよ? って話ですよね。これまでに「怖い・重い」と感じたやきもちのパターンは
・ただ身近にいるだけの同僚女子などとの関係を思い込みで責められる
・男友達と遊ぶことに文句を付けたり、男友達の悪口を言われる
・携帯と財布のチェック
・元カノなど、出会う前の女関係に対しての嫉妬
・「どうせ私なんて、その人に比べたら可愛くないから」などの卑屈な発言
などが挙げられました。
彼の周囲の人たちを、勝手な思い込みによる嫉妬で貶したり敵視したり、という言動は、やましこいことがない彼から見ると「何をそんなに怒っているの?」という気持ちになるもの。さらに、卑屈になったり、嫉妬に駆られて「もっと会おうよ!(怒)」と彼を責めて追い込んだり、「友達と私、どっちが大切なの!」と詰め寄るのは、一気に彼から「面倒な女」のレッテルを貼られる行為です。
また、財布や携帯のような、プライバシーと密接に関わる彼の私物を勝手にチェックするのも、「何の権利があって?」と思われ、むしろ彼に嫌悪感を抱かれてしまいます。「やましくないなら見せればいいじゃない!」と言う人も見かけますが、好きなら何をしてもいいわけではありません。「彼をこんなに好きなんだから、私の思う通りにしてよ!」という気持ちに基づいた嫉妬は、怖くて重い、面倒な嫉妬と言えそう。
こんなやきもちなら可愛い!
しかし、うるさい口出しや攻撃的な嫉妬を嫌う男子が多いなら、嫉妬を感じてもそれを隠した方がいいのかと言えば答えはノー。全然やきもちを焼いてくれない彼女って、ラクだけど「俺のこと、本当に好きなのかな?」と寂しい気持ちを感じてしまうことも。そうなると、彼女の気持ちを試したくなってわざとほかの女性を彼女の前で褒めたりすることも。ちょっと面倒ですが、これをスルーしたばかりに本当に彼の気持ちを冷ましてしまうことも。やはり、適度なやきもちは恋を盛り上げます。
可愛いやきもちを焼く最大のポイントは、自分に自信を持つこと。自信があれば、財布や携帯へのガサ入れも、思い込みから来る攻撃的な行動とも無縁に。「彼が彼女として選んだのは私!」と、どーんと構えるのもよし、自分のチャームポイントに磨きをかけるのも効果大です。この場合は、「短所を解消する」より「元々人から褒められる、自分の長所をより磨く」と言うスタンスの方がより効果的。
自分の自信のなさを、彼に解消してもらいたがるようなやきもちは、男から見た「怖い嫉妬」。精神的な不安定さをダイレクトにぶつけない! と決めるだけで、別れにつながる彼の地雷を踏まなくて済むはずです。