手痛い失恋からどう立ち直る? 心理学者による処方箋で元気を取り戻そう!

2014.06.14

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誰にとっても失恋は手痛いもの、一定期間ずどーんと落ち込むのはもはや避けられませんが、そのままずっと沈みっぱなしでは次の恋で幸せを掴むこともかないません。その経験をバネに新しい恋に進むためにもなるべくなら、早く立ち直ってほしいと願います。そこで人間の心理を科学的にアプローチすることに長けた心理学者から、失恋から回復するコツを伝授してもらってはいかがでしょう? 『Emotional First Aid』 (仮題:心の応急手当て)という著書もあるガイ・ウィンチ博士による、そんな痛手を受けたハートにおくる処方箋をまとめてみました。


処方箋1:まず自分の自信を取り戻す

ひとりの男性があなたを選ばなかったからといって、自分のことを全否定してしまってはいけません。魅力がないのではなく、あなたの良さを分かってくれる異性にまだ巡り合っていないだけ。自信を取り戻すためのエクササイズをご紹介しましょう。

・自分のよい部分、長所を5つ挙げてみる
(例:面倒見がいい、聞き上手、穏やか……などなどいい部分が必ずあるはず!)

・上記5つを、重要度の高いものから並べてみます

・上位3つにつき、なぜそれが自分にとって重要なのか、その長所が人生にどんな影響を与えているか、文章を書いてみましょう

自分の長所をより見つめ直すことで、失恋で失われていた自信を取り戻すきっかけとなります。

処方箋2:自分を責める内なる声に立ち向かう

失恋で傷ついた心をますます追いつめるのは、“なんでこうなってしまったんだろう”という自分自身の内なる声です。後悔、自己否定、外見へのコンプレックス、さまざまなネガティブな感情が沸き起こり、回復を遅らせます。そんな負のループに陥らないためにも、ネガティブな考えが心のなかに渦巻いてきたら、それを書き出し、はたしてそれが客観的なものかどうかよく考えてみましょう。その大半は、必要以上に自分を責めたり、呪っているだけだと気づくはずです。

処方箋3:つらいときこそ支えてくれる、友だちや家族との絆を深める

失恋直後は人と会うのも億劫なくらいですが、そこで自分の殻に逃げこもってはいけません。はやく立ち直るためにも、そんなときこそ友だちに話を聞いてもらったり、家族に甘えさせてもらいましょう。人はやはり他者とのかかわり合いなしには生きていけません。今まで恋愛100%だったのに、失恋してしまったら、それを埋め合わせする新たな人間関係が必要です。それは友だち、同僚、趣味の仲間でもかまいません。新しい人間関係にフォーカスすることで、失恋の痛みも忘れやすくなるし、またそこから新たな出会いの可能性も芽生えやすくなります。

2014.06.14

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。