海外セックスセラピストたちがご指摘! ハッピーなラブライフのために知っておいてほしいこと
セックスはとても普遍なテーマなのに、悩み事などを打ち明けるのはやはりそれなりの勇気がいります。そんななかなか人に言えないさまざまなセックスの悩みをプロフェッショナルの観点から冷静にとらえているのが、セックスセラピストたち。そんな彼らが悩める人々におくる、ラブライフのヒントをご紹介したいと思います。
男を教育するのは、女の務めである
性教育で体のしくみについては教わっても、パートナーと健康的でハッピーなセックスライフを送るためにはどうすればいいか、ということを学ぶ機会はほとんどありません。多くの女性が本当はどうして欲しいのか、パートナーに言葉で伝えることに羞恥心を覚え、彼任せのセックスになっていて本当は満足できないというケースがよくあります。
女性のセックスには個人差が大きいし、オーガズムも男性のようにシンプルではありません。自分がどんなセクシャリティを好み、どんなセックスをしたいのか、パートナーにきちんと説明するのは自分の責任、役割でもあります。男性だって、彼女や妻を悦ばせたいと思っているのですから、自分の欲望はもっとオープンに語るべきです。
“これが正しい”なんてルールはありません!
万人に共通するセックスマニュアルがあったら、きっと世界的ベストセラーとなることでしょう。しかしそんなものは存在しません! 性に対する意識、性欲、欲望は本当に千差万別であり、しかも同じ人でも相手によって変わってきます。だからこそカップルとしてもっと自由にセックスを楽しむべきだし、その権利が誰にでもあります。
ふたりにとってどんなセックスライフが理想的であり、ベストなのかそれを決めるのは自分たちです。だから失敗を恐れず、いろんな冒険をしてみましょう!
ポルノがすべて悪いわけではない
ポルノに対し拒否反応を示す女性も多いのですが、あくまでセクシャルファンタジーのひとつとしてたまに楽しむ程度には問題ありません。ポルノの見過ぎで、妄想と現実の区別がつかないとなったらキケンですが……。たとえば彼が好きなポルノがあるなら、彼がどんなセクシャリティを好むのかヒントになります。ポルノをすべて“悪”とみなし拒否反応を示すと、彼としてはかえって一人で没頭し、ますますあなたとの距離ができてしまうことでしょう。
物足りなさを解消するには、ポジティブに相手に伝えて
セックスがマンネリ化してきてもの足りない、もっとなにか新しいことにチャレンジしてみたいというときは相手に正直に伝えましょう。でも伝え方にもコツがあります。それはあくまでポジティブに話すということ。“マンネリ”なんて言葉を聞くと、相手はそれだけでなにか自分に問題があるかのように捉えてしまうかもしれません。それよりも
「あなたのことが大好きだから、もっと違ったことにもトライしてみたいの」
と“大好き”という気持ちをアピールして。信頼感があってこそ、もっともっといいセックスにしたいとお互いが思うはずです。