一生に一度(!?)の婚約指輪。みんなはどうやって選んでるの?
今年もジューンブライドの季節がやってきました。生涯未婚率も高くなり、昔ほど「結婚」への期待が少なくなっているのも事実ですが、それでもやっぱり素敵な結婚式や憧れのプロポーズを夢見る女性も少なくないようです。そこで今回は、結婚への入口ともいえる「婚約指輪」をクローズアップ。婚約指輪の選び方から、結婚後に婚約指輪をどうしているのかなど、既婚女性にリサーチしました。
彼から突然指輪を渡されるのは、物語のなかだけ!?
プロポーズとともに彼から指輪を渡される、というシチュエーション。物語のなかではよくありますが、実際には彼が指輪を1人で選ぶということは少ないようです。一生もので高価な品なので、やっぱり自分の好きなものリクエストする女性が圧倒的。結婚話がまとまってから、彼と二人で買いに行くのが一般的です。日本では「ティファニー」「カルティエ」「ブルガリ」などが人気ですが、この3ジュエラーに「ハリー・ウィンストン」「ヴァンクリーフ&アーペル」を加えたものを、世界5大ジュエラーと呼びます。また、ジュエリーの都パリでは、パリ5大宝飾店(グランサンク)として「ショーメ」「モーブッサン」「ヴァンクリーフ&アーペル」「ブシュロン」「メレリオ・ディ・メレー」が有名。
婚約指輪と結婚指輪
婚約指輪は婚約をしたときにもらう指輪ですが、いざ結婚をすると結婚指輪が出現します。基本的に婚約指輪は宝石などの入ったもので、結婚指輪はプレーンなタイプのものを選びます。結婚後は、結婚指輪のみを身に着けて婚約指輪を普段づかいするという人はわりと少ないようです。婚約指輪のほうが高くて派手なのですが、だからこそ生活には不向きなんだそう。とくに子供ができたりすると、指輪の装飾でけがをさせる恐れもあるので、結婚指輪のみを身に着ける傾向が高くなるようです。最近ではそれを見越して、普段づかいできるあまり派手ではない指輪をあえて婚約指輪に選び、結婚指輪と重ねづけを楽しむ人も増えています。
指輪ではないモノをもらう場合も
先ほども説明した通り、婚約指輪は結婚後にはめなくなる人も多いので、わざわざ高いものを買う必要はないと考える女性も増えています。指輪よりも実用的で自分の欲しかった憧れのものを、婚約指輪がわりに買うという人も。筆者のまわりでは「グランドピアノ」や「絵画」を婚約指輪がわりに彼に買ってもらった女性もいます。たしかに使わないものを「なんとなくしきたりだから」と買うよりも、ピアノや絵など、自分の本当に欲しいもの(それでいてきちんと形に残るもの)を買うというのはステキな考え方ですよね。
結婚式も指輪もナシ、という夫婦も増えていて、昔より「形」にこだわらなくなっている結婚事情。一生に一度(とは限りませんが)のことなので、納得できる方法を選んでくださいね。