同棲カップルに聞いた「一緒に住んでみて分かったこと」

結婚前の同棲。した方がいいという意見と、しない方がいいという意見がありますね。これから同棲を考えている方に参考になるように、同棲経験のあるカップルに良かった点、悪い点をそれぞれ聞いてきました。

良かった点

お互いの金銭感覚の確認

「金銭感覚が分かったのと擦り合わせができたのが良かった」という意見。いっしょに住むということは家賃だけではなく、光熱費など様々な支払いが生じます。そういった分担をちゃんと遅れずに払うパートナーなのかなど細かいところまで誠実さがチェックできるのは同棲ならでは。

料理の腕が上がった

食べてくれる人がいると思うと、料理に力が入るのは男性も同じだそう。家で食べるご飯が美味しいと、結婚生活をプラスに捉えることができるようになるそうです。

金銭的な負担が減った

1人で住むよりも、固定費は安くなります。その分、2人の貯金に回せるようになったという声も多かったです。

防犯面で安全

女性の一人暮らしより、男性と暮らしている方が圧倒的に防犯面は安心ですよね。隣に男性がいるという安心感で精神的にも安定する女性は多いようです。いつも誰かといるのがストレスだという人には向かないかもしれませんが、家事の分担ができることや、宅配便を受け取りやすくなったなど細かいことでも人と暮らす良さもあるようです。

おおまかにいうと、同棲を結婚生活のシミュレーションと捉えた場合、結婚へのイメージが具体的にわくことと、同棲してお互いを知ったうえで結婚しても大丈夫か判断できるかどうかがメリットですね。

悪かった点

結婚してもしなくてもほとんど同じだと思うと、結婚する理由がない

同棲のデメリットとして言われるこの部分。確かに結婚に踏み切る理由がなくなるのは事実だそうです。こう考える男女の場合、子供ができない限りいつまでもずるずると同棲を続けてしまうことになるかもしれません。もしあなたが彼との結婚を早めに望むのであれば、同棲は期間を決めて判断するほうがいいかもしれませんね。

部屋を汚されるのがストレス

自分は綺麗好き、相手は片付けられない人、という組み合わせってけっこう離婚の原因にもつながりがち。同棲がうまくいかなくなる理由の上位でもありますが、掃除への頻度や感覚が合わないと辛いものがあります。ルンバを買ったことで関係がよくなったという意見もありましたので、検討されてみるのもいかもしれません。

女として見られなくなってしまった

いっしょに住んでいたら、生活感を感じてしまうのは仕方がないことだけれど裸でお風呂上がりにうろうろされたりすると、女性として見れなくなってしまった。ドキドキ感が全くない人とこの先ずっといるのもキツいなあと思って、結婚に踏み切れなかったという男性の声は多いです。

同棲していなければ結婚につながったかもしれませんが、その先うまくいっていたかは別問題。結婚はゴールではない、入り口でしかないとは良く言われますが、結局のところ、ゴールをどこに置くかとどこまでの覚悟を持つかで正解は別れるのかもしれませんね。