美人より実はモテ系? 私の周りにいる“美ブス女子”
アイドルでありながら、“国民的ブスキャラ”として人気を博した、元モーニング娘。の保田圭。そんな彼女が結婚を果たし、先日4月19日に幸せをつかむまでの奮闘記として発売した初エッセイのタイトルが、ずばり『美ブス婚 ~最下位娘。の婚活物語~』だ。
ブスと言っても単なるブスではない、“美ブス”とは一体何だろうか。ここでは、保田のように、決して容姿端麗とは言えなくても、何かしら魅力があり、異性に好かれる女子達を “美ブス女子”と称し、彼女達が愛される理由を探ってみた。
控え目だけど、笑顔でオールラウンドモテする女
「同僚のU美は、いつ話しかけてもにこにこ笑顔で答えてくれる、雰囲気美人タイプ。特別綺麗というわけではないけど、その柔らかい雰囲気に職場のメンズ達も癒されるみたいで、彼女の周りには自然と人が集まってきますね。わりと天然ですが、それが『計算じゃなくて、100%天然なんだろうな』っていうところが女子から見ても好感が持てるところ(笑)」(29歳/事務)
▽ 定番だが、愛嬌があり、女性として安らぎを与えられることは重要な要素かもしれない。天然キャラには、いらっとする人もいる一方で、それが作られたものでないと分かると、憎めないキャラクターとして愛されるケースも多いようだ。
さばさばしてるけど、空気が読めて誘いやすい女
「M子は、フットワークが軽く、誘われたいろんな場に顏を出すので、決して美人じゃないけど、男友達も多いし、モテますね。たくさんの場所に顏をだしているせいか、空気を読むのが早いし、相手が求めてるものを読み取る力も鋭いんですよね。例えば、飲み会に遅れてきた子や、1人きりになってしまっている子がいたら、即座に空気を読んで自然な形で輪の中に入れることができるんです」(25歳/広告)
▽ 空気が読める人というのは同性でも一緒に居て心地良いし、異性ならなおさらだ。例え普段はさばさばしている性格でも、いざという時に周囲を見渡して配慮出来る女性に弱い男性は多い。
あざといけど、女子への気配りも忘れない女
「可愛くなくても、あざとい子はモテますよね。N子は、普段から明るくて、気配り上手なんですが、男子を含めて遊ぶときは、ボディタッチや絡みがわりと凄いんですよね。女からしたら、明らかにあざとさが透けて見えるんですけど、一見女受けするように見えるキャラクターなので、男子はそのあざとさに気づけない(笑)。とはいえ、N子は同性に対しても細やかな配慮や気配りができる子なので、女子達の会話の中で『あの子、あざといよね』という話が話題にのぼったことは一度もないんですよ。」(23歳/カフェスタッフ)
▽ 女性のあざとさに気づける男性は案外少ない。だが、そのあざとさを読み取れる女性達をも見方につけてしまうというのは、かなりの上級者だ。それをフォローするだけの気配りを身につけている女性は、やはり魅力的である。
ブスであることはチャンス?
こうしてまとめてみると、決して美人とは言えなくても、それ以外の部分に大きな魅力があり、男性に支持される女性というのは、多く存在する。容姿にコンプレックスを持つことは、かえってそれ以外の自分の魅力を見出し、引き出すチャンスでもある。自らの長所を冷静に理解したうえで、いかに他者との関係で上手く生かしていけるかを探ることが、好かれる女へ近づく近道なのかもしれない。