褒めればいいってもんじゃない! あなたの褒め方、反感を買っていませんか?
「男は褒め言葉に弱い」「褒められると、褒めてくれた相手に好意を持つので好きな男の人はどんどん褒めましょう」なんて言葉をよく聞きますが、本当でしょうか? 言われて困る褒め言葉や、褒められているようで実は上から目線に聞こえる言葉があります。落とすつもりが反感を買ってしまうかも? そんな危険な褒め方をまとめました。
「○○に似ていますね」
芸能人に「似ている」と言っても、それがイコール褒め言葉として相手に伝わるとは限りません。それが一般にイケメンとして通っている人だとしても、「ありがとう」と答えていいものかわからないし、すごく謙遜するのも「ただ似てるって言っただけなのに、イケメンって言われたと勘違いしてない?」と思われたらイヤだな……。というように、リアクションに困る人もいます。あまりその芸能人が好きではなかった場合、密かに気分を害されることも。
恋愛対象としてみていることを伝えつつ褒めたいなら「昔好きだったかっこいい先輩に似ている」などが有効。その先輩のことは知らないけど、「カッコ良かった」「好きだった」というワードが入っているんだから、自分のこともそう見えているってことだよね? と期待させることができます。逆に、ただ単に「地元の友達に似てる」などは意味不明な上リアクションしようがないのでNG。
「細ーい!」
常にダイエットを意識しがちな女子とって「細い」は褒め言葉ですが、相手が男子だと「頼りないってこと?」「貧相ってこと?」「男としてみられないってこと?」と感じさせてしまいます。女子的にも、太ってるという意味じゃなくても「大きいね」なんて言われたらイヤですよね。ダイレクトに体型そのものやパーツを褒めるより、「服が似合う」「スタイルがいい」などの言い方の方が無難です。
「知的ですよね」
尊敬を示せば落ちる! とばかりに、相手の内面をやたら褒めるのにも実は落とし穴が。「知的ですね」「頭いいですね」「仕事できますね」などは、褒め言葉に見えて、実は相手を上から評価する言葉。褒められる側が褒める側にそれなりの好意や敬意を持つなど、ある程度認めてくれていないと「何言ってんだ?」と思われがち。悪意がないことはわかりますが、素直に受け止められる褒め言葉にするには一工夫必要です。「どうしてそんなに頭の回転が速いんですか?」のような「驚き」をプラスすることで「上から目線」「生意気感」がなくなります。
褒め言葉が相手にうまくささるのは、「自分の褒められたい部分だった」「褒めてくれた人がタイプな女子だった、自分の認めている人だった」などのオプションが実は必要。相手を観察して、適切な褒め言葉を投げかけられるようにすると、モテ度がアップするはず!