できちゃった結婚がうまくいかないと言われる理由は? 実際のところは?
なかなか結婚に踏み切れないカップルも多い今の世の中、周りで離婚する人たちを見ているとなおさらかもしれません。
そんなとき、結婚のきっかけと後押ししてくれるひとつが赤ちゃん。急に環境が変わることに戸惑いはしても、数か月後に絶対に産まれてくるという環境に追い込まれれば結婚が具体的にならざるを得ないという状況ほど強いきっかけはなかなかないですよね。
ケンカしないカップルの方が珍しい
しかし、想定外の妊娠だからこそうまくいかないことも多いのができちゃった結婚。その理由として、付き合ってすぐ、またはちゃんと付き合っていないけれど妊娠してしまったというケース。
考えても見てください。普通に付き合っていても、付き合って数か月で別れるカップルは多いもの。そこに、環境の変化、妊娠によるホルモンバランスの不安定さ、結婚にまつわる手続き、引越し、さらに結婚式の準備まで加わってきたらお互いに余裕がなくなるのは必至。むしろ、ケンカしないでうまくやれるカップルの方が少ないでしょう。
これから信頼を築くまえの妊娠
妊娠したら、さまざまな手続きが必要になります。市区町村に「妊娠届け」を出す必要があるなんて、知ってましたか?
平日に休みを取って検診にいくのも、体が大変なのも、全部女性。男性は付き添ってくれることがあったとしても、100%その大変さを理解する事はできません。
信頼関係があれば、まだそこは乗り切れたとしても付き合って間がないカップルであればなかなか難しいもの。また、長く付き合っていても結婚に踏み切れていないカップルというのは、踏み切れない何かがあるからこそ踏み切れていないと言えます。
急に突きつけられる現実
できちゃった結婚で、急に現実を突きつけられると長年の問題点がより大きくなったり、表面化していなかったことがボロボロと出てきたりして、だから結婚していなかったんだなと後悔するようなことも出てくるわけなんですね。
結局のところ、妊娠、出産、育児の当時の不満ってずっと後々尾を引いてしまうことが多いんです。
元々何かしら問題があるカップルは妊娠、出産、育児によってその危機が何倍にも、何十倍にもなると考えるとイメージがしやすいかもしれません。
なので、逆に言えば問題がないカップルなのであれば付き合い始めであろうが長く付き合っていようが、できちゃった結婚は結果的にいいきっかけだったと思えるでしょう。
いつ妊娠するかは授かり物、と考えるのであれば先に本当にこの彼の子供を授かっていいのか、ということを考える方が大事ですね。