アラサー男子会通信 Vol.5「良くも悪くも…記憶に残るセックスはある?」
アラサー男子が恋愛や結婚、子育て、仕事について本音を語る座談会シリーズ。3回に渡って恋愛・結婚に欠かせない「セックス」をテーマに話します。普段なかなか聞きづらい男子の本音をお届けします。
参加者
タカシ…32歳、メーカー勤務。既婚だが彼女持ち。
シンヤ…29歳、金融関連勤務。超が付くほどの肉食系。
カズト…広告会社勤務。メンヘラ女子に好かれやすい。
▽ 前回:アラサー男子会通信 Vol.4「セックスの相性のよさってハズせない?」
12回のセックスで筋肉痛&ぎっくり腰に…
シンヤ:さっきからずっとセックスの話ばかりしてるから、過去の思い出が蘇ってくるなぁ。独り身にはツラいぜ…
カズト:何かいい思い出でも話してよ。
シンヤ:さっきふと思い出したのは、大学生の頃、クリスマス・イブに彼女と12回セックスしたこと。あれは疲労感がハンパなかったけどよかった。
タカシ:1日に12回って…もうスポーツの域に入ってない?
シンヤ:セックスに関してアスリート気質なんだと思う。つい頑張り過ぎちゃう。
カズト:だいぶ若いときの話だね。7~8年くらい前でしょ?
シンヤ:うん。実はまだ好きなんだよね…その子のこと。
タカシ:聞いてないし…。そろそろ諦めて(笑)!
カズト:若いから(?)エネルギーがあり余ってたんだね。純粋に気になったのは、腰が壊れないかってことなんだけど…。
シンヤ:1回のセックスでも全力を尽くすから、身体中がガチガチになって、ひどい筋肉痛になるんだよね。
タカシ:スゴイとしか言えない…。
シンヤ:12回したときには、さすがに身体がむち打ち状態で、ぎっくり腰になりかけたよ。
カズト:そうなる前に止めて(笑)!
「ワンセグを見ながら」の行為に興奮
タカシ:僕もちょっと変わってるんだけど、どうしても忘れられないセックスがあって。
シンヤ:超気になる!
タカシ:名づけて「ワンセグセックス」。
カズト:どゆこと(笑)。
タカシ:たまたま取材を受けてテレビに出ることになって、当時の彼女に「僕今日●時からxxに出るんだ」って話したの。でも、放送時間がちょうどふたりでイチャイチャする時間帯で。
シンヤ:テレビをつけたまましたの?
タカシ:うん。でもワンセグでね。ガラケーを見ながらしたのは初めてだったけど。彼女が息を切らせたり、喘いだりしながら「いま…映っ…て…る」「あ、映っ…た…あぁぁ」みたいに、画面をチラ見しながらも行為をやめない、っていうシュールなシチュエーションに興奮した。動画を見ながらセックスはアリだなと思ったもん。
シンヤ:その彼女かわいい…! 最中なのに頑張って気配りしちゃう感じがたまらない。
カズト:何か違うことに意識を集中されると燃えるよね。実際のセックスじゃないけど、企画系のAVが好きで(笑)。たとえば「10万円あげるから~して」みたいな企画で「どうしようかな…でも~すれば10万円もらえるし」みたいに、意識がフラフラしている女優を見て興奮しちゃう。
タカシ:自分とのセックスに意識の軸を置きつつも、その一部が外部の何かに向いているっていう特殊な状況が、男を興奮させるんだよね。
■正直、アンダーヘアは整えてほしいる
カズト:最悪だったエピソードについても話してみようよ。
タカシ:外見を綺麗にしている女性が、下の毛がボーボーだったり、処理が微妙だったりしてガッカリしたことがあるよ。服着てるときはめちゃくちゃ美人なのに…ってね。
シンヤ:もしかして毛に厳格な人?
タカシ:そういうワケでもないけどね(笑)。下の毛を処理していない子も、それはそれでいい。処理させるように仕向けて、変化を見るのも楽しいし。
カズト:プロだな(笑)。でも、どちらかというと処理してる子のほうがよくない?
タカシ:それはもちろん! せめてVラインは放置しないでほしいよね。僕の独自調べ(笑)によると、IラインとOラインを処理している女性も増えたと思ってる。最近アンダーヘアの処理はかなりメジャーになってきた感がある。
シンヤ:下の毛が綺麗に処理されてると、安心してオーラルもできるよね。ニオイも気にならないし。
タカシ:清潔感があるし、「いつでも臨戦態勢なんだな」って見直しちゃうよね。
シンヤ:うん。でも、下の毛はきちんとしてる子だったけど、腰をギュッと掴まれて、蜘蛛みたいにしがみつかれて、身動きができないままセックスさせられた経験があるよ…。
カズト:蜘蛛…。しかも、させられたって…。
シンヤ:気持ちよかったんだけど、下品な印象を受けたというか。昆虫とセックスしてる気分というか、なんというか…。
タカシ:いちいち表現が斬新だな(笑)。
他の女性を想像しながらセックスすることも
カズト:僕は自分の気が乗らないセックスをするときが、最悪というかしんどいなって思っちゃう。
タカシ:たとえば?
カズト:自分勝手な意見だとはわかってるけど、恋人とのセックスに数か月で飽きちゃうんだよね。でも、彼女にも「したい気持ち」があるわけだから、半ば義務感でセックスするしかなくて。そのときに頑張って「別の背景」を想像しないとできない。
タカシ:目の前の人とは違う女性を想像するってことね? 僕もしたことある。でも女性って鋭いよね…。バックでしているときに、女性から「誰か他の人を想像してるでしょ?」と指摘されて、思わずドキッとしたことがあるよ。何でお見通しなの…って。
シンヤ:ハラハラするね。
カズト:セックスしたことのある女性とか、身近にいる色っぽい女性とするのをイメージしながら、彼女とセックスするんだよね。それに集中してると、正直毛とか身体のラインとか気にならない(笑)。ワキ毛が1~2本残っていたとしても気づかないかも。
シンヤ:意識が完全に違う方向を向いてるからね。
タカシ:分の好きなイメージをすることはセックスを楽しむ秘訣だと思う。
カズト:なるべく楽しく“こなしたい”僕としては必須だよ。
編集後記
「今まで一番よかったセックスの記憶を教えてください」なんて、日常生活の中で聞けるわけがありません。そんなディープな話題ながらお酒を飲みつつ語らうことで、思いもよらない方向へと広がりを見せてくれました。セックスについての“考え方”や“スタイル”は本当に人ぞれぞれなのだと実感させられる時間でした。次回も体験談を中心に話を聞きます。