意外に知られていない!和食デートで気をつけたいちょっとした3つのマナー
普段何気なく食べている和食ですが、いざ本格的な和食のお店で! しかも大切なデート! という場面でも、ひとつひとつの動作に慌てず余裕でお食事を楽しみたいものです。今回は、意外に知られていない“和食デートで気をつけたいちょっとしたマナー3つ”をご紹介します。
まずは基本の箸使い、やってはいけないことって?
日本人の私たちでもなかなか難しい箸使いですが、その中でもタブーと知らずにやってしまいがちな箸使いを挙げてみましょう。まずは、「渡し箸」。これは、お箸をお皿の上に置いてしまうことです。箸置きを使うようにしましょう。次にやってしまいがちなのが、「刺し箸」。和食ではなかなかお箸で挟みにくい海老芋などもでてきます。この場合は、小さく切るか片方だけ刺して挟んでも良いとされています。最後に、「涙箸」にも注意を。これは、お吸い物の具などから汁がたれることを指します。器を持ち上げたり、取り皿を使いましょう。
お皿は持ってもいい? 置いたまま食べるべき?
和食を頂く時に気になる作法で、「お皿やお椀を持ち上げて食べてもいいのか?」ということがあります。正解は、基本的には小さいお皿であればOK。お魚など、メインがのっている大きいお皿は、手で持つのは控えましょう。逆に、お刺身などはお醤油がたれないようにお皿を少し持ち上げて頂くのがベストです。手で受け皿のように口に運ぶ方もいますが、あれは実はマナー違反なので、気をつけてくださいね。
意外に見られるポイント、お吸い物の頂き方
和食であれば必ず頂く、お吸い物やお味噌汁。まずは蓋の開け方に注意しましょう。片方の手で下をしっかり抑え、もう片方で蓋を回すようにして開けます。この時、開けた蓋から汁がたれないように、蓋の内側に付いた露をお椀の中に落とします。蓋は内側を上にして、お椀の右側に置きましょう。頂き終わったら、また元のように蓋を閉めておくのが正解です。
いかがでしたか。なかなかデートで和食は行く機会がないかもしれませんが、イタリアンやフレンチだけでなく、日本伝統の和食の場面でもきちんとしたマナーを披露できれば、より一層女性としての格が上がるはずです。