アンダー45に草食系男性が多い3つの大きな理由
一昔は「男らしさ」を持った男性がたくさんいました。しかし、現在はどうでしょうか? そういった男性はすっかり影を潜め、決断力のない俗に言う「草食系男性」が世の中に溢れています。特に45歳以下は、草食系男性の数が増加傾向。一体、どうして、このような男性が増えていきているのでしょうか?そこには大きな3つの理由がありました。
母親が男の子の面倒ばかり見る
団塊の世代以降の母親は、時間にも経済的にも余裕があるケースが多く、異性の子どもにどうしても手をかけてしまいがちです。確かに女の子であれば同性ということで、心配しなくても済むこと、考えていることがわかるなど安心要素が多いでしょう。でも子どもが男の子だと、異性ということで放っておけず、何かと世話を焼きがちになり、それは思春期をすぎ、立派な大人になってからも続くのです。このような状態では男の子が精神的に自立できる可能性は低くなり、なかなか大人になれません。
男性は「男性性」を失い、女性は「女性性」を失いつつある
男女平等が叫ばれる今、男性は「男性性」を、女性は「女性性」を失いつつあります。すべてが平等であればいいのか? と言えば、そうとも言い切れないところがあるでしょう。生まれながらにして、男性には男性の役割があり、女性には女性の役割があります。そこを無視して男女平等を叫んでも、違和感がありますし、男性も女性も生まれ持ったアイデンティティーを失ってしまうのではないでしょうか。もしかしたら本当の男女平等とは一体何なのか、考える時期にきているのかもしれませんね。
男性を立てる女性の数も少ない
草食系男性の増加に伴い、増えているのは男性を立てることを知らない女性たちです。男性の後を三歩下がってついていけとは言いませんが、さり気なく男性を立てることを覚えなければ、男性に自信を持たせるのは難しいでしょう。いつの時代も、男性を育てるのは女性です。「内助の功」という言葉がありますが、あれは本当だと思います。男性を立てることは、女性が自らを卑下することではありません。むしろ男性を立てて、育てあげ、幸せにすることが、女性自らの幸せにつながっていくのです。これができれば、頼りない草食系男性も肉食系に変貌を遂げるかもしれませんよ。
さいごに
草食系男性も決して悪いところばかりではありません。家事や育児が得意だったり、優しかったりする人もいます。しかしこのまま草食系男性がどんどん増加していき、男らしさという言葉が消えてしまうのは、悲しいですよね。