理解者が少ない! 周りに相談しにくい「中距離恋愛」者の苦悩

2014.03.28

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同じ県だけど端っこと端っこに住んでいる。電車の乗り継ぎの関係で相手の家まで約2時間かかる……。頑張れば会えるけど、頑張らないと相手に会えない。でも新幹線を乗っていくほどの「がっつりの遠距離」ではない「中距離恋愛」。そんな中距離恋愛者のなかなかほかの人に理解してもらえない苦労を挙げてみます。

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1:デートする場所に困る

お互いの移動距離を減らすべく、中間地点でデートすることになりますが、2人とも地元ではないためにデートスポット知識に乏しくて困ってしまいます。新規開拓! と意気込むも、なかなかいいお店やスポットがないと2人でがっかり。

2:季節の変わり目のデートファッションに困る

同じ県内なのに、山側や海側で気温差が……。または電車内が寒かったり暑かったり……。ヒール履きたいけど、車の運転がしやすいよう靴もどうしよう……。もう一枚ストールを持って来ればよかったかな、髪の毛アップにしなければよかったかな……、靴の替えを持って来ればよかったかな……。いろいろ悩んで後悔しがち。

3:「夜ごはんだけ食べようよ」デートが羨ましい

すぐに地下鉄で会いにいける距離でなく、学生さんなら授業やバイト、社会人ならば仕事で「夜ごはんだけ食べようよ♪」ができません。休日に一緒にショッピングに出かけた友人が別れ際に言う「これから夜は彼と待ち合わせてご飯なんだ」がすごく羨ましい!
同時に「彼も忙しいから、会えたけどちょっと家でお茶するだけだったよ~」というのも本当はすごく羨ましい。地元同士カップルが羨ましく目に映るのです。

4:電車の路線、金券ショップを熟知していて驚かれる

1番移動しやすい乗り換え手段、空いている車両、車の少ない裏道、切符の種類、そして安い金券ショップの場所をデートのたびに中距離恋愛者は勉強していきます。女友達と出かけたとき「あ、そこの金券ショップのほうがちょっと安いよ」「それなら土日回数券の方が安いね」とアドバイスすると「どうしてそんなこと知ってるの?」と不思議がられます。理由を説明するのもちょっと面倒。

5:遠距離恋愛者に対して申し訳なく思う

東京と博多間など、飛行機や新幹線を使う遠距離恋愛の人よりはまだ移動が大変じゃないし、もうちょっと会う頻度も多いし……と思うと、なかなか「彼と会えないな~」「距離が恨めしい~」と言い出しにくいもの。でもやっぱり誰かにこの寂しさの愚痴を言いたい……と相談できなくてストレスになってしまいます。

ちょっとした距離がもどかしい中距離恋愛。そんなもどかしさも、恋愛中だからこそ味わえるものなのかもしれませんね。

2014.03.28

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記事を書いたのはこの人

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Written by 三谷アイ

社会学部社会学科出身、社会調査士。 ライターや編集業など。Cafe Googirlの運営にも一部参加。 美容、コスメレビューなどが得意、好きなジャンル。 アニメとマンガと音楽と演劇のチェックに勤しみながら、 現在愛知を拠点に大阪と富山でもふらふらしている。 URL:http://plustic.under.jp/iware/