【年の差彼氏と同居しながら想うこと。vol.1】 結婚前の同居は、結婚を遠ざけてることになるんだろうか?
現在彼氏と同居して2年半が経ちそうな、26歳の筆者。
今年も彼のご実家に新年のご挨拶に行き(3回目)、向こうのご両親もズバっと「で、結婚はしないの?」と聞いてこられるんですが、毎回それを笑顔で緩やかに流しております。
一緒に住むには、理由がある
巷では彼氏と一緒に住むと、結婚から遠ざかるなんて言われているようですが、別に結婚から遠ざかっているわけではないと思うんです。
この人と子孫を残していいのか?
この人と財産を共有していいのか?
この人に全てを任せていいのか?
それを審査するために「一緒に衣食住を共にすること」で冷静な判断を下そうとしているのではでしょうか? つまりこの審査結果が「結婚しない方がいい」に至ったために別れを選択するカップルが多いというだけであって、お互いにとって最善の選択をしたまでだと思うのです。
でも結婚が遠ざかっているように感じることも、あるっちゃあります。一緒に住むことで家事などやることは増えるし、自分1人で生活しているわけではないので好き勝手できないのも事実です。
ですが自分のお給料は自由に使えるし、友達と飲みに行って帰れなくなってもとやかく言われる筋合いはないし、ケンカしたら気軽に実家に帰ることもできます。男子とだって2人で遊びにいっても、ちょっとグチグチ言われるだけで済みますし。
結婚することと、一緒に暮らすことはやっぱり違う!
結婚すると、そうはいきません。
お財布も一緒になるので自由に買い物もしにくくなりますし、友達と出かけたくても向こうが気を使ってくるケースもあります。仲良かった男子と遊びに行こうにも向こうから断ってくる始末……。
「婚姻届」というものには、私たちが予想している以上の拘束力があるんです。そうやって考えると、一緒に住んでいるだけの頃の自由さは魅力的にうつりますから、結婚して縛られるのをお互いが意識的に避けていると言えるかもしれません。
このあたり、彼氏とどういった流れで一緒に暮らし始めたかが重要なポイントになってきます。どちらかが結婚を前提と考えたうえで同居を始めたのであれば、「審査の場」になりますから最終的に結婚か? 別れるか? の選択に至るでしょう。
ですが未来のことを考えた上で一緒に住み始めたのではない場合、結論が出ないままズルズルと続くことが多いでしょうから「結婚から遠ざかっている」と捉えられても仕方がないとしか言いようがありません。
お互い好きな相手で居心地がいいからこそ一緒に暮らしていけているのですから、結婚というメンドくさいプロセスを踏まなくてもいいかと思ってしまうのでしょう。
答えはすでに、あなたの中にあるのです
一緒に住んだことで結婚が遠ざかったんではなくて、すでに同居を始めるまえの段階で「これが結婚に行き着くのか? そうでないのか?」の結論は出ているのではないでしょうか?
しっかりと「審査」という目的を持たぬままに1つ屋根の下で暮らし始めるカップルが多いため、「同居は結婚を遠ざけているんだ!」という噂が流れるのです。
全てに目的を持たせなさい! とは言いません。ですがダラダラと今の彼氏と一緒に住み続けてるという選択が、あなたにとって最良のパートナーと出逢うタイミングをことごとく潰していっているかもしれないということをお忘れなく。