【年の差彼氏と同居しながら想うこと。vol.2】愛されてるってなんなんだろうか?
今、私、愛されてる。
そう感じるときは、いつですか? ただ胸の奥がほっこり暖かく感じたときなのか、一抹の安心感が全身を覆ってくれた瞬間なのか。本当に人それぞれだと思うのです。
「愛されている」と思うタイミングが普通になる
同居していると「愛されている」って感じる回数は、まぁビックリするくらい激減します。
年齢を重ねてくると分かりますが、セックスは愛情表現の1つであったとしても「愛されている」と感じる瞬間ではなくなってきます。身体的接触はそれほど意味をもたなくなってくるということです。
何も言ってないのに大好きなアイスを買ってきて「これで元気になるんだよ~」と言われた時とか、ちょっとしんどいと思っている時に洗濯してくれている時とか、そういうさりげない瞬間に「愛されている」ことを感じるようになります。
でもそういうのって、なかなかないものです。なぜなら常に相手を観察し、気を張っておく必要があるからです。しかし自分には自分の生活がありますから、そう簡単にできないでしょうし。それにもし四六時中観察してくれていて、四六時中さりげなく色んなことをしてくれたらそれが当たり前になってきてしまって。せっかくの「愛されている」を感じるタイミングだったのに、なくなっていくんじゃないでしょうか? だんだんと「好き」だからしたかったセックスが、減っていくかのように。
特別なことだから感じること
こう考えると「愛されている」というのは、「特別」を感じた時に沸き上がる感情のように思います。
毎日がクリスマスだったらサンタがウザくなっちゃうけれど、12月25日だけのスペシャルなことだから、プレゼントをもらうと嬉しいという気持ちが沸き上がるんです。愛されてるっていうのも、同じではないでしょうか?
自分のことを好きだと言う人が、いつもと同じような日に、特別な何かを自分のためにしてくれるから、「あ、私って愛されている」って感じるし、気づくんじゃないでしょうか? でもあなたにとってはすでに彼は特別な人なんです。
その“特別”感が当たり前になっちゃっているから、「愛されている」と感じる瞬間が減ってしまって、気づかなくなってしまって、今度は要求するようになってしまうのだと思います。
愛されるというのは“特別”に気づくこと。
あなたの隣にいる人は既に「特別な人」ということを、もう1度思い出してください。そうすれば毎日「あ、私って愛されている」というほわほわした温かい感情に包まれて過ごすことができるようになるはずです。