幸せな結婚生活を送るために覚えておきたい3つのキーワード

2014.03.02

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結婚さえすれば後はバラ色の未来が……、なんておとぎ話は今時誰も信じてないはず。実際、本当に大変なのは結婚後、どうやって良好な夫婦関係を続けていくかということかもしれません。ただ愛さえあればなんでも乗り越えられるというのではなく、ほかにも重要なファクターがあるにも関わらず、往々に無視されたり、軽視されていると言います。
そこで心理学者ロバート・スターンバーグ氏が強調する、見逃してはいけない3つの“キーワード”をご紹介しましょう。


キーワード1:Passion(情熱)

結婚して落ち着くと、相手への愛情も穏やかにスローダウンしていく、というと聞こえが良く感じますが、実際は“ただの同居人”になり下がるパターンが多いのです。この世でたったひとり自分のパートナーに選んだ相手は何ものにも代えがたい存在。どんなに時間が経っても、その人を熱意と情熱を持って愛せているでしょうか。

キーワード2:Intimacy(親密さ)

日本人はシャイな人が多く、あまりべたべたと愛情表現をするようなことは苦手とされていますが、結婚した相手こそ、自分のすべてを愛し、受け入れてくれる人であり、甘えたりして良いのです。普段からハグ、キス、手を握ったり、相手との触れ合いを大事に。そしてもちろんセックスも大切な要素です。“子どもが生まれたら、レスになるのも当然”とは思わず、体で愛し合う悦びをずっと分かち合えるように努力しましょう。

キーワード3:Commitment(誓約)

“コミットメント”という単語にはさまざまな意味があります。

・献身
・責任
・約束
・義務

結婚生活の場合、相手への責任感や誠意と考えてよいでしょう。結婚したからには“相手のことを幸せにする”義務が生じます。自分のことを棚に上げ、相手への不平や不満ばかり抱え込んでいるようではこの誓約に反します。相手を大事にする、けっして裏切らない、必ず幸せにするという強い気持ちをときどきは思い出してみるようにしましょう。

一言に“愛している”といってもそれは決して単純なものではなく、この3つのキーワードがすべて高いレベルで達成されてこそ実現できるとも言えます。ただ難しいのは、この3つのうちどれか1つか2つが高く、ほかが満たされていないというケース。そう指摘されると、なんだかそんな気がしてきませんか? 完璧な関係を目指すのは大変ですが、でも彼とずっといい関係でいたいと思うなら、ときどき我が身をふりかえってみましょう!

2014.03.02

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。