心も体ももっと豊かにする！　女性のオーガズムの秘密

“オーガズム”なんて聞くと、ちょっと口に出すのが恥ずかしくなるような話題ですが、女性にとっては美容や健康に効くサプリメントと同じように重要なもの。そこで今回は知りたかったあの情報から、思いもよらなかった事実まで、女性のオーガズムの秘密をこっそりお教えします。

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自然の鎮痛剤

オーガズムには痛みを和らげる働きがあることがわかっています。関節の痛みや、手術後の痛み、出産の痛みまで（一体どうやって調べたんでしょうか……）あらゆる種類の痛みを和らげてしまうんだとか。この働きは主にオーガズムの際に“オキシトシン”と呼ばれるホルモンが分泌されるため。“オキシトシン”は愛情や信頼といった感情を呼び起こし、体をリラックスさせる“愛情のホルモン”と呼ばれています。ただしオーガズムによって得られる鎮痛効果は8～10分程度。過去の研究からはSEXのことを考えるだけでも痛みを和らげる効果があることがわかっているとか。薬箱を開ける前に、ベッドにもぐり込むのもありかも？

男女のギャプ

「イク」ことに関してはほとんど問題を抱えることがない男性に対して、多くの女性は悩みを抱えているようです。男性は「彼女はイった」と思っていても、実際にはそうでないことも多いんだとか。調査によると85％の男性が「最近のSEXで彼女をイカせた」と答えている（というか……思い込んでいる？）のに対して、実際にオーガズムを迎えた女性は64％に。彼のプライドを傷つけないための思いやりと優しさの現れなのか……女性は演技派ですね。

自尊心が影響する

“自分の大切な部分に対してどう感じているか”がオーガズムの質に関係していると言われています。人と比べることができない部分なので「自分のはちょっと人と違う形かも……」と悩んでしまう女性も多いのだとか。でも、そもそも“完璧”な形って、どんな形なのでしょうか？　人それぞれ、形も大きさも色も違って当然。痛みや特別な問題がない限り、何も心配することはありません。自分自身への自信を高めることが、オーガズムへのポテンシャルを高めることに繋がります。“他人にこう接して欲しい”という態度で自分に接しましょう。自分の体や心にポジティブなメッセージを送ることが、自信を取り戻すための第一歩です。

何もしなくてもイッちゃう？

世の中にはいろいろな人がいるもので、中には電車で座っていたり、マッサージを受けている最中に予期せずオーガズムを迎えてしまう人がいるんだとか。今年に入ってからは、アメリカ、シアトルの女性が“3時間オーガズムが止まらなくなって病院へ搬送された”なんてハプニングも話題になっているようです。なかなかイケない女性にとってはなんだか羨ましいような話ですが、実際には3時間のオーガズムは快感を通り越して、苦痛だったようです……。

年と共に感じやすくなる

年を重ねるのは悪いことばかりじゃないんです。オーガズムの“質”や“頻度”は年を重ねて行く程に向上していくんだとか。ある調査によれば「最後にSEXをしたときにオーガズムを迎えた」女性は、18～24歳では61％に留まったのに対し、30代では65％、そして40代と50代では70％に！
調査では「なぜ年齢と共にオーガズムを迎えやすくなるのか」という理由にまでは明らかにしていませんが、性的な経験が豊富になり、より自信を持ってベッドタイムを楽しむことができるからだと考えられています。長年連れ添ったパートナーと間に感じる強い絆や安心感も、性的な自信に繋がっているかもしれませんね。

Gスポットってあるの？　ないの？

“女性がびっくりするほど感じるスポット”と神話的に語り継がれているGスポット。でも実際はイタリアの研究者たちが「全員に備わっているかはわからないが、確かに存在する！」と言えば、イギリスの研究者たちに「いやいや、どうやら存在しない！」なんて言われてしまうほど、存在すらなんだかはっきりしないものなんだとか。場所にこだわるよりも、テクニックを磨いた方がいいかも？

口臭に注意？！

オランダの医師の研究によると、Hをした後一時間以内の女性の口からはかすかに精子の臭いが感じられるのだとか（ゴムをつけていた場合はどうなんでしょうか……）。さらにこの医師、“精液の臭いを嗅ぎ分けられる”という特技で若者の精液と年配男性の精液に違いがあることも発見しています。ちなみに若者のそれは「さわやかな香り」と表現しており、年配のそれは「スペインの栗の花の香りに非常に似ていて、時に花の香りがするが、時に非常に鼻にツンと来る」と表現しています。

自分の体をもっとよく知って、充実したラブライフを送って下さいね。

参考記事（海外サイト）:・10 Surprising Facts About Orgasms
・メアリー・ローチ「あなたの知らないオーガズムに関する10の事実」