幸せな結婚生活は一体どこへ? 夫が離婚を決めたワケ~後編
ここ数年の日本の離婚率は35%前後を維持。つまり夫婦3組に1組は離婚する計算に!? 誰でも結婚したばかりの頃は“幸せな夫と妻”。何が離婚の引き金になってしまったのでしょうか? そこで今回は残念ながら妻を去ってしまった夫たちの理由をご紹介します。
「口癖は“だめ”」
いつも夫の言動に対して“だめ”なんて口にしていると、彼にとってはなんだか話すのがおっくうになる相手になってしまいます。あれもダメ! これもダメ! と言うようでは、一緒に楽しみを共有する相手ではなく、彼の母親と過ごしているよう。「私はあなたのためを思って言ってるのに」なんて言わずに、彼の希望や行動に少しだけ妥協する努力をしてみましょう。伝え方を工夫するだけでも、想いは伝わりやすくなります。頭ごなしに“ダメ!”と言わず、「あなたを心配している」という気持ちが伝わるように、伝えてみるのがいいかもしれません。
「妻に褒められなかった」
男性は“自分が妻の助けになっている”と感じることができる限り、結婚生活に留まるといいます。機会があるごとに、彼のことを褒めましょう。ただし「よくやったね」なんて褒め方はNG。子供扱いされた印象を与えてしまいます。「いつも「今から帰る」って連絡してくれてありがとう。夕飯の支度もしやすくてすごく助かる!」なんて具体的に伝えてあげましょう。彼の日常のちょっとした優しさに感謝することは、彼の“ちょっと嫌な部分”を穴埋めしてくれます。またたくさん褒めて、彼にいいラベルをたくさん貼付けてあげることで、彼自身「もっと優しくなろう」「もっと頑張ろう」と努力してくれるようになります。
「お手本となる夫婦が居なかった」
もしも彼の友人が、独身生活を謳歌しているような男性ばかりなら、お手本となるような仲良し夫婦を見つけた方がいいかもしれません。幸せな結婚生活を送っている友人と会話をしたり、相談に乗ってもらうことで“離婚”という選択肢を選びにくくなるのだとか。自由気ままな独身男性に囲まれていたら「それに比べて俺は……」なんて気持ちにもなりやすいものです。彼の交友関係にまで口出しはできませんが、あなたの知り合いに幸せな夫婦が居るのなら一緒に食事に出かけたり、お家に招いてみるのがいいかもしれません。
「子供の育て方に対する意見の不一致」
門限や宿題、寝る時間まで、子供を育てる上で決めるルールはたくさんあります。大切なルールについて彼とあなたの意見が違ったまま過ごすことのないように、子育てについて話し合う時間を作りましょう。もしも、彼とあなたの意見が大きく違っていたとしても、すぐには批判的にはならないで! 彼の生まれ育った環境や、家族構成なども考え方に大きく影響しています。彼の意見に同意できなくても、しっかり耳を傾けることで「あなたの意見を大切にしている」と伝えることが大切です。
参考記事(海外サイト):10 Surprisingly Common Reasons Men Initiate Divorce