恋愛が下手すぎる! その原因は幼少期にあり??
理由はわからないけど、好きな人から「好き」と言われても、疑ってしまう、信じ切れない……、 気になっている異性から追いかけられた途端、怖くなってしまう……、恋人の愛情を何度も確かめる破滅的な行動を取ってしまう……。身に覚えがありませんか? その原因は、もしかしたら、あなたの幼少期にあるのかもしれません。
家族との関係が恋愛に与える影響は絶大
子どもの頃、両親が忙しくて、十分な愛情を与えてくれなかったり、逆に過保護であったりすると「愛」を知らずに成長してしまうことがあります。子どもの頃の記憶を封印していたとしても、大人になってから恋愛という人間関係を濃縮したつながりを持ち始めると、子どもの頃の記憶がある一定のパターンとなり呼び覚まされ、相手の愛が信じられなくなってしまうのです。これを克服するのは、絶対的な愛を与えてくれる異性にめぐり逢うほかないように思えるかもしれませんが、そうでもありません。
まずは傷ついた幼少期の自分を認め、溢れ出る怒りなどを素直に受け入れていきましょう。それを繰り返していけば、次第に気持ちが落ち着き、自分自身をこれまで以上に愛し、大事にできるようになります。恋愛ベタも少しずつかもしれませんが、克服していけるでしょう。
幼少期に集団に溶け込めなかった
子どもの世界は、とても純粋な面もありますが、反対に非常に残酷な面も持ち合わせています。とくにこの日本では、島国ということもあり、みんなと同じが美徳とされるところがあるでしょう。少しでも、個性を出すと「出る釘は打たれる」という言葉があるように、いじめの対象になったり、悪い意味での噂の的になったりする傾向があります。そのような経験を幼少期にして、孤独を感じた人は、根本的に他人を信じられなくなってしまいがちです。大人になって恋愛しても、恋人のことが信じられず、とても苦しい思いをします。
このパターンを克服するためには、傷つくことを恐れずに、自分が好きになった相手を一度、とことん信じるのが早道となるでしょう。人間関係を深く考えてみれば、どんな関係性にもいつかは別れが訪れるものです。たとえ好きな人と結婚できたとしても、死別という別離からは、逃れることができないでしょう。その絶望感を持ったうえで、あえて、恐れずに好きな人と人を好きになった自分自身を信じてみてください。「今」しかない、好きな人との時間をとても愛おしく感じ、大切にできるようになるはずですよ。気づいたときには恋愛ベタを克服していた、なんてこともあるでしょう。
さいごに
恋愛ベタというのは、人を信じられない、つまりは自分を信じられないことの結果だと思います。そのため、まずは時間がかかってもいいので、自分の過去を認め、受け入れていくことから始めるといいでしょう。それができれば、きっと素敵な恋があなたの元に訪れますよ。