忘れられない元カレとの最後のお別れ…“恋のお葬式”をしよう!
女性の恋愛相談で最も多いのは片思いや遠距離恋愛、三角関係などよりも「元カレと復縁したい……!!」という内容だということをご存知ですか? 世の中には復縁したい病の女子が山ほどいるのです。忘れたい、けど、忘れられない……。そんな元カレへの思いときちんと決別し、少しずつ前へ進むためにも“恋のお葬式”をしてみませんか?
忘れようとするほど忘れられない心理
人の心は天邪鬼なもので、忘れようと意識すればするほど忘れられなくなってしまう心理作用があります。せっかく「考えないようにしよう!」と決意しても自然と意識が元カレへと向かってしまい、逆効果になってしまうことも。そこでオススメするのが、とことん思い出すこと! 同じテープを繰り返し聞いていると擦り切れてしまうのと同じように、無理やりにでも思い出して記憶を消耗させていくのです。
1日だけ盛大に行う“恋のお葬式”
とりあえず1日何も予定をつくらない日を決めましょう。その日は強制的に元カレのことしか考えない日にするのです。恋のお葬式の儀式は下記のように行ってください。
BGMはふたりの思い出の曲
一緒に観に行った映画の曲でもいいし、彼と聴いた曲でも、当時流行っていた曲でもなんでもかまいません。「この曲を聴くと、彼を思い出して痛い……」という曲をセレクトして流しましょう。どうしてもなければ、切ない失恋ソングを(失恋ソングランキングはスピッツがランクイン。『楓』や『君が思い出になる前に』、『冷たい頬』がイチオシ)。
画像、手紙、プレゼントを納棺
曲を聴きながら、彼と撮った写真や彼からもらったものをひとつずつ納棺し(捨て)てください。このとき、無理やりにでも涙を流すことで浄化作用効果もあります。物理的に捨てていくことで胸の張り裂けそうな痛みを伴うこともありますが、目に見えて減っていく彼との思い出に、徐々に心がすっきりしていきます。このとき「素敵な思い出をありがとう」とあたたかい気持ちに変化していけたら立ち直る日もすぐそこです。
恋の思い出をひとりで語る弔辞
出会ったころの話や、かけてもらった嬉しい言葉、思い出す彼の表情……を、声に出して語りましょう。「あのとき、こんなことがあったよね」「ああいうふうに言ってもらえたの、嬉しかったよ」などと素直な気持ちを心掛けてください。そして別れることになった経緯や事実も口にしてください。ポイントはスマホのICレコーダーなどを用いて録音すること。スピーチしてから自分の声を再生してみることで次第に我に返ってきます。
最後は連絡先
恋のお葬式のシメは、連絡先を削除すること。スピーチを終えたあとに「それでは、○○さん、ありがとう。さようなら」とつぶやき、思い切って消去しましょう。間違っても電話をしたりしないでください。もし、消したくない衝動に駆られたら思い切って「行かないでー! まだ好きなのー!」とひとりで叫んでみましょう。感情を表に出すことでふっきれる気持ちができ、勢いで消せてしまうものです。
大切なのは「きちんと悲しむ」こと
恋のお葬式の最中に「わたし、何やってるんだろ……」と笑えてきてしまったら、もう立ち直る日もすぐそこです。大事なのは、きちんと悲しい気持ちを表に出すこと。無理に忘れようとするのではなく、しっかりと悲しむ時間を自分にあげることです。そして、キラキラ輝く新しい恋に向かっていきましょう!