嘘? 本当? Hに関する都市伝説~後編
巷でまことしやかに語られる“Hに関する都市伝説”。「なんだか怪しいな~」なんてものから、「そんなの当たり前でしょ!」なんて常識のように信じられているものも。そこで今回は前回に引き続き、「Hに関する都市伝説」の真実を探ってみます!
前編はコチラ
都市伝説:「男性に比べると女性は“体だけの関係”には否定的」
“プレイボーイ”“遊び人”なんて聞くと、男性をイメージしがち。「男性は子孫を残すために、誰とでも関係を持ちたくなるのよね~」なんて冷たい視線を向けがちです。一方女性はHを「今後の長い恋愛関係の始めの一歩」「お互いにもっと深く解り合うための行為」と真剣にとらえるイメージが。果たして体だけの“カジュアルなH”は男性だけのものなのでしょうか?
真実:
ミシガン大学の心理学者が行った研究によると、女性が体だけの“カジュアルなH”をOKする割合は男性と変わらなかったんだとか。男性も女性も“性的な快楽を求めること”に関してはそんなにも違いはないようです。
ただ、“相手が悪くてもだいたいイケる”男性に対して、女性は“新しい相手との1回目のHでオーガズムを迎えられるのは35%ぐらい”とのこと。「昨日はあの女と~」なんてつい自慢したくなる男性と違って、女性はこっそり楽しんでいるのかもしれませんね。
都市伝説「性欲が最も高くなる時期は男女で違う」
男性の性欲が最も高いのは10代から20代前半。女性はもっと遅く30代以降と言われます。男性ホルモンの“テストステロン”の分泌のピークが18歳、女性ホルモン“エストロゲン”の分泌のピークが20代中盤であることに基づいているようですが……本当のところは?
真実:
コーネル大学の研究によると、「ホルモンが性欲のピークを決めるわけではない」とのこと。ホルモンよりもSEXに対する態度や経験値が関係しているんだとか。思春期の女の子たちは学校や親から「SEXは危険」という情報をたくさん得るうえ、「Hを楽しむなんて卑猥!」なんて風潮もあるので自分のラブライフと向き合うことから距離を置いてしまうことが多いんだとか。
年を重ねるごとに正しい知識が身に付いて行き、自分が性的に何を求めているかを理解し、それを求めることに大胆になっていく傾向があるのだそうです。そうやってSEXに対してオープンになっていくのが“性欲のピーク”と思われている30代なんだとか。落ち着いた大人の色気が漂う30代は、男性からみてもセクシーで魅力的なのでしょうね。