可愛さだけじゃ物足りない! 色気に通じる「憂い」のつくり方
けっこういい年なのに、なんだか自分が子どもっぽい気がする。恋がイマイチ発展しない! そんな人に足りないのは「憂い」かも知れません。しっぽを振って寄ってくる犬は愛らしいですが、何を考えているのか丸わかりで相手に想像させる余地がありません。犬のような「直球で可愛い」だけでは物足りないなら、「彼女は何を考えているのかな?」「ほうっておけないな」と感じさせる憂いを演出してみましょう!
思ったことを口に出すのは7割程度
彼氏や好きな人に、自分の気持ちをすべて知ってほしいと思うことはありませんか? でも、思ったことをすべて口にしてしまうのは「憂い」からは遠ざかる行為です。自分の考えを秘密にする必要はありませんが、聞かれる前からガンガン話してしまうと、オープンすぎて「彼女は何を考えてるのかな?」と相手に想像させる余地がありません。また、彼が望む前に自分から情報をすべて与えてしまうことで、「コレは大事な話だ」と思われず聞き流される原因にも。
言いたいことは7割程度でやめておき、あとは聞かれたら話す、くらいのスタイルがオススメです。「言いたいのに言えない」雰囲気は憂いにつながります。
メイクは8割で完成
「憂い」というのは完璧な美人だけが持つものではありません。特にメイクは頑張りすぎると華やかなだけでなく「頑張ってる」と思われる原因に。キレイに整えていても、メイクが全面に出すぎないのが憂い美人のメイクです。
根元からバッチリ上げたまつ毛でビックリ顔になっていたり、マット過ぎる肌で人工感を感じさせることのないよう、適度に抜けを作りましょう。テカリが出たらすぐファンデを重ねたりしないで、手のひらでなじませる、ビューラー直後のマスカラは避け、指でカールをほぐしてから塗る、など、なじませつつもある意味適当に、8割程度の気合いで仕上げると適度なけだるさが出ます。
憂いか不幸か? 分けるのは素材の潤い
憂いやアンニュイ、これらの言葉に付いてくるイメージの中には「だるそう」「ハッピー感がない」など、マイナスのものもあるのでは? 「憂い」は感じさせても、「不幸そう」と感じさせてしまっては美人になるどころの話ではありません。
「憂い」と「不幸」を分けるのは、肌をはじめ、髪や爪などの「素材の潤い」。うつむいた頬がカサカサだったり、髪を払う手の爪がボロボロでは、本物の「不幸な人」に見えてしまいます。先端まで保湿してつややかにしておきましょう。パサパサ感を寄せつけず、湿度を保つことで、「だるそうな人」ではなく「憂いのある美人」に見えてきます。