あなたの「彼への尊敬」はどのタイプ? 5タイプ診断

2013.12.23

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「尊敬できる相手」をパートナーに選べば、幸せになると言われています。ただし「尊敬」にも種類あり。長く続く尊敬もあれば、一瞬で忘れてしまう尊敬もあるのです。あなたの好きな人への尊敬は、どのタイプでしょうか?


1、関心寄りの尊敬タイプ

尊敬よりは関心に近いタイプ。「すごいね~!」と口にはするものの、次の瞬間に忘れることも……。自分にはできないと関心しつつも、「そういう人もいる」と一線を引きます。
この場合、関心はするものの、本音は無関心。相手の尊敬部分に寄り添い続けることはできず、じきに尊敬の気持ちも忘れてしまうでしょう。

2、自分が無理をする尊敬タイプ

憧れに近く、尊敬が長く続くタイプ。しかし自分とは正反対な部分への尊敬であり、次第に自分に無理が生じます。例えば人見知りな人が、誰とでも仲良くなれる人に尊敬した場合。尊敬しつつも、「できない自分が恥ずかしい」と自己卑下したり、「真似しているのに疲れる」と自分とは合わない、努力しても追いつかないと距離を置きがちに。
これらを乗り越え、次の3になれればOK。そうでない限り、やがて終わりが見えてしまいます。

3、支え合い尊敬タイプ

2のように憧れに近く長く続き、自分とは正反対なものに尊敬します。違うのは、「自分は自分、相手は相手」と分け、お互い支え合えるところ。例えば夫婦でお店をやっている場合、「彼は新規顧客獲得、自分はリピーター獲得」とうまく分別し、役割分担できるカップルです。相手に負い目を感じることなく、自然と自分の長所を伸ばせます。
「相手がいてこその自分」という気持ちも高まり、尊敬も持続。関係も長く続くでしょう。

4、妄信尊敬タイプ

自分と似たタイプに尊敬するパターンです。例えば似たような業種・職種の先輩で、「あの人のようになりたい!」と尊敬することもありますよね。ただ、行き過ぎて妄信になるのがこのタイプ。「彼のすべきことは何でも正解」「自分も彼のようにならないといけない」と彼を過大評価し、時に神格化してしまうことも。尊敬を通り越しています。
これでは自分を見失ってしまい、長くは続きません。長所は人によりけりで、誰しも完璧、1番なんてことはありません。あくまで冷静に彼を見ましょう。

5、相互作用尊敬タイプ

4と同じで、似たもの同士の尊敬タイプです。その上で彼を妄信することなく、それぞれの長所を尊重しつつ、互いが目標に向かうことができます。実際のパフォーマンスも上がります。
ただ注意したいのが、どちらかのスランプ時や「追い付き追い越せ」の争いのように感じてしまうこと(特に男性に多いです)。この時期の乗り越え方さえ分かれば(彼はなにに傷付き、自分はどう言葉や態度を選ぶべきか見極める)、2人の関係も末永く続くでしょう。

1のように尊敬以前だったり、尊敬でも2や4になることも。うまく自制し3や5を目指したり、3やになれる相手を見つけたいものですね。

2013.12.23

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/