彼へのプレゼント、いったい何が良いのでしょうか？

｢お誕生日プレゼント、何がいい？｣と彼に聞いて｢何でもいい｣という返事をされたことのある人はどのくらいいるのだろうか。ほぼ全員に近いほどいるような気がしてならないが、男性は彼女からもらうプレゼントに特別｢コレ！｣と言った欲望を押しつけない。せっかくならば欲しい物を、と思っても、男性は欲しいものであれば自分で買ってしまう生きもの。｢気持ちだけで充分｣だなんてキザな台詞吐かないでよ！ と思うかも知れないが、実際それが本心なのだ。
ならばどんな物をプレゼントしたらいいのでしょうか。ポイントはたったの3つだけ。

彼に似合いそうなもの・使ってくれそうなものをチョイス

これは当然のこと。流行りや自分のセンスの押しつけでもプレゼントは成立するけれど、せっかくならば日常よく使ってくれそうなものを選んだほうがお互いに嬉しいもの。しかもそれが彼にピッタリお似合いならば見ていても気分がとても良い。
そして、女性は｢思い出の物｣を飾っておく癖があるけれど、男性はあまり飾ったりすることは得意でない人が大半。なので、お部屋のちょっとしたオブジェやフォトフレームなどは不向きと考え、毎日使ってくれそうなものだったり、既に日頃使っているものの別デザイン・別カラーを、なんていう手も喜んでくれるポイントです。

｢もらった物より安く｣がベター！ あまり高価ではないものを

少しでもトクをしよう！だなんて、決してケチっているわけではありません。｢男性を立てる｣という意味で、彼より少しでも少ない金額のものを選んだほうが吉。いくら男女平等とはいえやはり心の中では｢女性より男性のほうが｣という気持ちがまだ残っている、それが男という生きものであり、そうでないと男として格好良くないとも思える場合も多々あるのが事実。だからこそ、こういう小さな部分でも、｢私はあなたより高いものを買いましたよ！｣と言わずとして伝わってしまう高価な物は避けるべき。
なかには高級ブランド品を貰ったほうが……という男性もいるかも知れません。けれどよくよく考えて、気持ちのある相手なら｢金銭的負担をあまりかけさせたくはない｣と思うのではないでしょうか？ お互いに高級品を送りあうような例外を除き、あまりにもお金のかかった物をプレゼントされるとかえって逆効果に繋がることもあるのでご注意を。

ウケ狙い・おふざけ厳禁

ごく希に見受けられる、プレゼントに｢笑い｣を取り込んでいるひと。これ、職場の同僚や気心の知れた友人への軽いサプライズなら通用しても、大事な彼の誕生日やクリスマスにまでコレを持ち込むその気持ち、それはちょっと受け入れ難い。真剣な場では真剣に行ける、その姿勢って実は相手にとって今後を見極める要点ともなっているのをお忘れなくいただきたい。受け取った瞬間楽しんだあと、引き出しにしまいこんだままの｢タンスのこやし｣になるようなものは避けること。
でも、｢どうしても気恥ずかしくて｣という理由でおふざけをプラスしたいのなら、プレゼントも二段階にしてクスッと笑いを取ってみるのも一つの手。

とにかく大切なのは｢相手のことを思うこと｣。プレゼントを選んでいる間は相手のことをいつも以上に時間をかけて考えているもの。そのすてきで貴重な瞬間が無駄とならないような形にしたいよね。簡単に自己満足でするプレゼントは単なるエゴ。普段の会話から、普段の彼の持ち物から、どういったものが好まれるかをチェックしてハッピーな思い出を残しましょう。