心理学者、カウンセラーなどなど、恋愛エキスパートたちの幸せになれる恋のレッスン

2013.10.22

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恋愛関係とは自分と相手、ふたりの力で築き上げていくもの。自分だけが頑張っても空回りに終わるだけだし、相手の良さを認め、短所も上手にカバーすることが求められると思います。とはいえ、これがなかなか難しいからこそ、いい恋に巡り合えなかったり、結婚していても離婚に至ってしまうというお悩みが絶えないのでしょう。そこで今回は、心理学者やカウンセラーなど人の心の動きを読むのに詳しい恋愛のエキスパートたちによる“幸せな恋愛をするためのレッスン”をまとめてみました。


レッスン1:“細かいことにとらわれず、大らかに今の幸せを大切にすること”

By心理学者 アーサー・アーロン

SNSなどの影響で、現代人はなんでも他人の生活と自分を比較して劣等感やストレスを感じたり、“もっといい相手が、もっといい恋愛ができるかもしれない”と求めがち。もっとリラックスして、シンプルに相手と過ごす大切な時間を楽しみましょう。ストレスや不満を相手にぶつけないこと、お互いポジティブなことに意識を向けること、そしてなにより日常生活の些細なことを笑いあえるユーモアを忘れないで!

レッスン2:“ケンカを避けてはダメ! 正しいケンカができるようになりましょう”

By結婚カウンセラー/セックスセラピスト キャロライン・へースティング

カップル関係では相手と意見が食い違ったり、不満を抱くシーンが必ずあります。そんなとき、ふたりできちんと問題と向き合い、解決策を模索することが破局に至るかそうでないかの違いとなります。ですから対立することやケンカを恐れないで。まず、ケンカや口論となったときお互いがどんな反応をするか、よく考えましょう。

・言葉ではげしく相手を攻撃する
・だんまりを決め込む
・直接文句は言わなくても、トゲのある態度で不快感を示す
・部屋に閉じこもる、あるいは家から出て行ってしまう
・泣きわめく、あるいは怒鳴るなど感情的になる

いろんな反応を示すと思いますが、お互いどんな反応をするかよく観察したうえで、そんなときどう対処すべきか、“ふたりのルール”を予め作っておくことをおすすめします。
たとえば、“言葉の応酬”が多くなるパターンなら、お互い時間を決めてとにかく思っていることを吐き出すこと。聞き手はその間口を挟まず、相手の言いたいことをきちんと聞く。
部屋に閉じこもったり、家から出て行ってしまうパターンは、ひとりになって冷静さを取り戻す時間が必要というタイプですから、もしそれなら“明日の夜もう一度話し合おう”とあらかじめ冷却時間をおいて相手と向かい合うことを約束するとよいでしょう。一方的に何も言わず、自分の殻に閉じこもるよりよっぽど建設的です。

レッスン3:“ふたりの時間を大切に、一緒に過ごす時間をもっと増やして”

Byセックスセラピスト ジョアンナ・コーカー

意外と見過ごされがちなのが、恋人同士ふたりっきりの時間を大切にするということ。付き合い当初はともかく、だんだん相手の存在が当たり前になってくると、ゆっくり恋人と過ごそうという意欲が低下し、やがてマンネリや破局の原因にもなっていきます。“仕事が忙しい”、“疲れた”、“友だちとの飲み会があるから。”などなどいろんな口実を作っていくと、だんだん恋人と過ごす優先順位も下がっていってしまった…。
どんなに付き合いが長くなっても、恋人を二人っきりで過ごす大切な時間を作ることを忘れないで。たまにはおしゃれなレストランでデートしたり、温泉旅行もいいでしょう。お金がなくても、週末の午後ふたりで買出しに行き、いつもよりちょっと手の込んだ料理とワインでも素敵な時間がすごせるはずです。この時間だけは、テレビもケータイもオフ、リラックスして相手と向き合って会話を楽しんでください。

http://nihongo.istockphoto.com/stock-photo-28491346-their-first-getaway-together.php

2013.10.22

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。