香りは美人オーラ! 香水との上手な付き合い方
いつもほんのりいい香りを漂わせている人って素敵ですよね。同じ香りをつけていても人と香りの立ち方が違うと感じたことはありませんか? すごくいい香りの人に「何の香水をつけてるの?」と聞いたら自分と同じ香水だった! なんてことも。
香水の香り立ちに差があるのは、人それぞれに体臭に差があるからとはよく言われますが、体温や肌質によっても香りたちが変わります。香水を上手に香らせるための上手な扱い方をまとめました。
選び方のコツ
香水はつける人によって香りが変化していくもの。店頭で試すときも、つけて即決はしない方が良いでしょう。かといって、自分でつけるとなると試せる点数は限られてしまいます。ムエット(試香用の紙)で何点か試し、その中で気に入ったものを実際につけて香りの変化を見るのが失敗しない試し方です。香りを嗅ぎ過ぎてよくわからなくなったら、コーヒー豆(香水売り場には置いてあることもあります)の香りをかぐと、麻痺した鼻をリセットできます。
香りは体質・肌質によってこう変わる
香水はつけた瞬間から香料やアルコールが揮発していき、香りが変化して行きます。体温が高い人は、つけたての時に香るトップノートが飛びやすく、香りの変化が早い傾向があります。また、乾燥肌の人はオイリー肌の人に比べると、やはり香りが飛ぶのが早く、同じ香りでも甘さが出にくく、ややさわやかな感じに香ることが多いようです。このような変化も、湿度の高い日は同じ香りでもやや重く、甘く香ることを考えると納得いくのではないでしょうか? 基礎体温をつけているとわかりますが、女性の体温はひと月の間に高い時期と低い時期があります。なので、毎日同じ量の香水を機械的につけていると、きつく香る日と香らない日があるかも...。その日によって量を加減したり、たまには何もつけない日や、ほかの香りをつけてみる日を作ってみると、嗅覚が麻痺してしまうことを避けられます。
もう香水をムダにしない! 使用期限を延ばす保管のしかた
気候や、自分の気分によっても香水を変えたい人も多いと思います。でも、一度開封した香水の消費期限はそう長くありません。きちんとフタをしていても、使うたびに瓶の中の空気が増えていき、少しずつ劣化していきます。インテリアとして部屋や洗面所に飾っておくのも素敵なのですが、光に当たったり、常温で保存しておくとどうしても劣化が早くなってしまいます。限定のものや、お気に入りの香水を使い切れずに変質させてしまうのはもったいないですよね。
保管に気を配ることで使い切れない香水をムダにしてしまうことを避けられます。香水を買ったときにパッケージは、できれば捨てずにおきましょう。使う分はアトマイザーにとりわけ、残りは箱に戻し、サランラップやジップロックで箱の上から梱包し、冷蔵庫にしまっておきましょう。香水の消費期限を延ばすことができます。