ストレスフルな世の中だからこそ気をつけて! 睡眠不足がカップル関係に与える深刻な影響
最近彼が疲れ気味のようで、ケンカも多いような気がするという人、彼は十分な睡眠がとれているでしょうか? 夏の暑さばかりでなく、ストレスもなにかと多い世の中、慢性的な寝不足がカップル関係にもネガティブな影響を与えていると、イギリスの心理学者グループが警鐘を鳴らしています。
心理学者グループグループが、100組以上のカップルを対象に調査を行ったところ、よく眠れなかった日の翌日ほどパートナーとケンカすることも増える傾向があることが判りました。とくに不眠症など慢性的な寝不足が続くと、明らかにカップル関係にも悪影響が出てくるといいます。
不眠症がカップル関係に与える悪影響の例としては…
・怒りっぽくなる、短気でキレやすくなる
・感情の起伏がはげしくなる
・体重が増える
・気持ちが落ち込む、鬱状態になる
・性欲が低下する
どんなに穏やかで優しい人でも、睡眠という生理的欲求が阻まれると精神的にイライラしたり、不安定になってしまうのも無理はありません。一緒に生活するパートナーに理不尽に怒りをぶつけたりしないためにも、睡眠の大切さを今一度よく考えてみる必要がありそうです。
夜更かし厳禁!
仕事から帰るのが遅く、つい夜更かししてしまうというケースも多いでしょう。でもそれ以上に気をつけたいのが、最近はスマホでSNSチェックしたり、リラックスするためにテレビをつけたりする習慣で睡眠時間をますます削ってしまうことです。30分だけと時間を決めているつもりでも面白い情報があったりすると、あっという間に1時間過ぎていた、ということは珍しくありません。できればベッドに入る1時間前には、テレビ、ネット、スマホはオフにして体をお休みモードにするのが望ましいと言われています。
また寝る前に体をストレッチしてコリや筋肉の緊張をほぐすと、より心地よく眠りに入りやすくなります。腕や首をまわしたり、肩を上下に動かすなどかんたんな動きでいいのでストレッチを少しずつ続けるようにするとよいでしょう。
些細なことで彼とケンカがすることが増えていると心配な方、まずはお互い十分な睡眠をとっているか、という根本的なことを見直してみましょう。
じつはそこに解決のカギが隠されているかもしれませんよ。
参考記事:From lovers to fighters: Why couples are MUCH more likely to argue after a sleepless night