初体験の思い出、それってその後の恋愛・セックスにも影響するの??
初体験、顔から火が出るほど恥ずかしいと感じていたり、思いがけないほどあっけなかったりと人それぞれだと思いますが、その経験がその後の恋愛・セックスライフにも大きな影響を及ぼしているとしたらどうでしょう?
アメリカで恋愛ハウツー本を出しているキャリー・V・スミスさんによれば、「初体験が素晴らしかった人たちは、現在も満足度の高いセックスライフを送っているのに比べ、あまりいい思い出のない人たちは今でも不満を抱えている人が多い」と言います。
二度とやり直しはきかないし、何もかも分からないことだらけだった初体験。みんながみんな素晴らしい体験をしているとは思えない気もするのですが…。まず、初体験は3つのカテゴリーに分類できるといいます。
1:大きな期待もなければ、失望も少ない…、クールな“現実派”
初体験はものすごく素晴らしいバラ色のものでもなかったけど、サイアクでもなかった、まあこんなものか、ときわめて冷静に現実的に捉えるタイプ。初体験によって人生ががらりと変わるわけでもなく、“次のステージ”に入ったようなものと考えます。
2:とにかく“ロストバージン”をしたかった派
10代後半にもなるとまわりも気になり、とにかくロストバージンを済ませたかったというタイプ。相手がどんな男だったかはあまり気にしていない。
3:“女の子の一番大切なもの”と思ってたロマンティスト派
自由恋愛の世の中だけど、やっぱり初体験は女の子にとって特別なもの。大好きだと思える男性に“捧げたい”と考えるロマンティック乙女タイプ。相手はもちろん、きちんと付き合っている彼氏にこだわります。
年齢との関係性は…
初体験は人それぞれにユニークなものです。ずっと付き合っていた彼氏との待ちに待った初体験でお互い大いに失望することもあれば、よく知らない相手との衝動的なセックスが実は素晴らしい経験になった、ということもあります。
もちろん、年齢も大きく関係します。初体験の平均年齢は年々下がる傾向にあるようですが、10代後半で体が大人になったからといって、精神的にも成熟しているとは限りません。パートナーと心と体を満たす本当に気持ち良いセックスを営むためには、精神的にも自立して相手のことを受け入れる心のゆとりがあるべき。
でも実年齢が18、19になったからといって、精神的に十分に成長を遂げているという保証はないのです。
精神面で十分な準備ができていないのに、初体験を急いでしまうとネガティブな思い出しか残らないこともよくあるケースだとか…。
まとめ
結論から言うと、初体験がいくつのときだった、相手は誰だった、というデータはあまり問題ではありません。自分に合う人と出会うまでじっくり待っていても、10代で焦るように済ませても、初体験には変わりありません。
その後の恋愛・セックスライフのために覚えておいてほしいのは、どんな初体験であれ後悔しないこと。ネガティブな思いしか残っていないのなら、悪い経験だったと割り切って前に進むこと。
思い出すだけでも甘酸っぱい気分になるような素敵なものだったら、相手の男性に感謝して今の恋愛を楽しみましょう。
そしてもうひとつ大事なのは、自分の心と体を大事にいたわる気持ち。
初体験がどんなものであれ、自分を大事に思い自己肯定感をもっている人はその体験をポジティブに捉え、満足度の高いセックスライフを送っていると、心理カウンセラーのシャリー・カイさんも話しています。