もう少しで帰省シーズン!波風立たない「両家の価値観の違い」の埋め方 4つ
もう少しで夏休みやお盆休み。実家に帰省される方も多いのではないでしょうか?既婚女性が帰省する時に気になるのが、「両家の価値観の違い」。様々な価値観の家庭があり、「勉強一筋家庭」「スポーツ一筋家庭」「家事重視家庭」「保守派家庭」などありますよね。それが特に反映されやすいのが、「家事」や「子育て」「教育論」。帰省の度に義両親に家事や子育てに口を出され、自分の価値観との違いに悩む女性も、多いと思います。できるだけ波風立たずにお互いが納得できる、「価値観の兼ね合い方」を考えましょう。
義実家は「自分色に染めたい」
一歩離れて、まずは義両親の考えを知っておきしょう。
多くの女性が「嫁」という立場の中、義両親は「自分の家庭の価値観に染まって欲しい」と思っているところもあるでしょう。自分より長く生きている義両親ですからどこかで「自分達の価値観が1番」と思っているところも。当然「嫁にも同じ考えに染まって欲しい」と口にはしなくても、心の奥では思っている場合もあります。
だからと言って、今は相手の家に染まる時代ではありません。「夫婦2人の価値観を築き上げる」時代であり、結局はこれが1番問題の少ないベストな手段になります。問題はその「波風立たない方法」です。そのコツを4つご紹介します。
1、共通の価値観をさりげなくアピールを
まずは義実家の価値観、「家事、食生活、生活習慣、金銭感覚、休日の過ごし方、子育て」などをくまなくチェックしましょう。「自分も同感できる」「相手の価値観の方が良い」と素直に思えたら、きちんと共有し、「自分も同じ考えです」とさりげなくアピールすること。好きな食べ物や色など、些細なことで構いません。
共通点は仲間意識を増しますし、お互いの距離が近くなります。ほかのことで意見がズレても、そこまで評価を下げません。きちんと主張し、共有することがお互いのプラスになります。
2、気の抜きどころを探す
義両親相手だからと、全てに気を遣うと疲れますし、距離も縮まりません。相手があまり気にしていない分野は、こちらも気にしないこと(例えば自炊にこだわらない家庭など)。「気の抜きどころ」を知っておくと、お互い楽です。
3、違う価値観はしっかり主張を
価値観が違う場合は、表面化させなくても問題ないことでしたら、特に触れない方が波風は立ちません。問題は、主張しないといけない価値観。特に子育て問題は、親が毅然とした態度をとらないと、左右されるのは子どもです。「自分たちはこうしたい」と、きちんと自分たちの価値観は主張しましょう。
それでも年下に言われると、ムカッと来てしまう人もいます。「子どものために」「医者/先生に言われたので」と予め付けておくと、スムーズに納得されやすいです。第三者はどんどん使いましょう。
4、割り切りも大切
それでもモヤモヤする違いってありますよね。それはもう、割り切るしかありません。「年に2回の辛抱」「あと30年の辛抱」など、割り切りも大切です。
いかがでしょうか? なかなかすっきりいかない問題ではありませんが、「主張すべき点・しない点・気をぬく点・割り切る点」をうまく分けてくださいね。