うまくいく夫婦こそ共有しているマイナスな感情3つ
「自分さえ頑張ればいい」と、仕事・家事・育児のほとんどを1人で抱え込み、無理をする女性が今増えています。毎日の疲れやストレスから心の余裕がなくなり、夫婦喧嘩や子どもへの八つ当たりばかり…なんて、身に覚えがありませんか?
悲劇のヒロインごとく「自分さえ犠牲になれば」と頑張る女性が多いですが、実はこの考え方が大問題。独り身でなく家族なんですから、所詮1人で全てをこなすのは無理。協力し合ってこそ、家族は成り立つのです。
ここから抜け出すには、「疲れ、ストレス、孤独感」を夫婦で共有すること。一見マイナスな感情ばかりで言いにくいですが、これを共有することで協力意識が芽生え、夫婦関係も軌道にのりやすいのです。
では、具体的に見てみましょう。
1、「疲れ」を共有しよう
女性ならではの「生理サイクルによる心身の不調」、また「残業疲れ、臨時の仕事による疲れ、育児疲れ、看病疲れ」など、きちんとパートナーと共有していますか?
いくら一緒に生活していても、きちんと説明してやっと気が付くほど鈍いのが、男性というもの。逆に「今どれだけ疲れているか」を把握できれば、自然と「協力しよう」と思ってもらえます。家事・育児を頼む時も、「昨夜看病であまり眠れなかったから」など付け加えれば、スムーズに要求も伝わります。
2、「ストレス」を共有しよう
「パートナーの言動、子育て、家事、金銭的不安、仕事、義実家問題」など、結婚生活はストレスが多いもの。ストレスを抱えてしまうと気分も落ち込み、イライラしっぱなし。夫婦関係はもちろん、子育てにも悪影響です。
ストレスは根本を解決しないことには消えません。すぐに忘れられる程度のストレスなら良いですが、常に感じ続けているストレスは問題。夫婦で打開策を話し合いましょう。
3、「孤独感」を共有しよう
特に子育て中の女性に多いのが、「孤独感に陥る」こと。平日に話す人がいなくなり、友人とゆっくり会う機会も減り、落ち込む人も。さらに男性が飲みにばかり行くと、愚痴の一つも言いたくなるものです。
寂しさを訴えるのは、なかなか簡単なことではありません。けれど孤独感はマイナスに作用することばかり。せっかくの子育ても、負担に思ってしまいます。環境的に孤独になることは仕方ないのですから、1日10分でも会話するなど、夫婦で孤独感を解消しましょう。
いかがでしょうか?マイナスなことを夫婦で共有すれば、毎日の負担が減りますし、どんな時でも乗り切れる本当の夫婦になれます。恐れずきちんと言葉で伝えてくださいね。