結婚を機に広がる人付き合い…上手に付き合う心構えとは?

2013.05.17

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結婚をすると家族が増えます。例えば、ご主人のご家族・親戚の方々など今までの自分の家族・親戚だけのお付き合いだけではなくなるのが結婚。人間なので誰にでも気が合いそう合わなそうなどはあるもの。しかし、めでたく結婚を機に出会えた縁を大事にし、良好な関係を築いていきましょう。今回は夫側の身内と上手に付き合う心構えやマナーについてお話をしていきます。


夫側の身内のお付き合いの心構えとは?

相手の文化や価値観に合わせる

家柄や地域によって、生活スタイル・価値観・冠婚葬祭に関する風習は違ってきます。自分の育った環境との違いを感じるかもしれませんが、それはご主人も同じように感じているはず。そこで自分のやり方を主張するのはマナー違反です。お互いがお互い協力をして、相手のスタイルを『学ぶ』ようにしましょう。

相手を敬う・尊重する

『年長者』として、相手を敬うことが大切。あなたが生きていく上で今までしてきた苦労は、きっと義父母も同じようにしてきたはずでしょうから、人生の先輩、そして良き相談者になってくれるでしょう。ですから、力まず自分から心を開いて接しましょう。

自分の実家と同じ距離感で

やはり、何かあるたびに頼りがちなのは自分の実家です。今まで過ごしてきた家・一緒に過ごしてきた両親のほうに足が伸びる気持ちもわかります。しかし、結婚をして家庭を持つということは『独立した』ということを頭に入れておきましょう。どうしても自分の実家を気にかけてしまいがちですが、相手のご両親とも同等に接することが大切。帰省の回数、贈り物の金額など偏りがないようにしましょう。

帰省時のマナーとは?

手土産

3千円を目安に手土産を用意しましょう。自分の住む地域の名物・年長者が好む和菓子などが喜ばれますね。また、親類が集まる場合はその分同じく用意をしましょう。
手土産を渡すタイミングですが、若い世代では最初か最後か分からないという方も多い現代。新鮮食品などの場合は玄関にて一言『生ものなので冷蔵庫へ』などと言いその場で手渡してOK。それ以外は、部屋に通され、挨拶をしたあとに、手土産を紙袋から出した上で、『ささやかなものですが』などと言い渡しましょう。

印象が決まる玄関先でのマナー

コートなどの上着は玄関で脱ぎ、靴は膝をついて必ず揃えること。そして玄関の真ん中にどうどうと揃えて置くのではなく、玄関の隅のほうに置きましょう。スリッパを出された場合は遠慮せずに履きます。
帰るときは歩いてきた向きのままスリッパを脱ぎ、靴を履きます。その後振り返りスリッパの向きを揃えましょう。
お礼の言葉は部屋で言った言わないにかかわらず、玄関で深いお辞儀と共に最後にもう一度必ず言いましょう。

これから一生涯付き合っていくご家族・親戚。今まで育った環境が違うのですから、考え方や価値観が違うのは当然のこと。全然悪いことなどではありませんし、相手の価値観に無理に合わせようとする必要もありません。ただその場面では、相手に合わせ、尊重することがとても大切。頻繁にでなく、年に何度かしかお会いできないなら尚更、そこで印象が決まってしまいます。きちんとした服装・身だしなみで丁寧な態度を心掛けましょう。

2013.05.17

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記事を書いたのはこの人

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Written by 美泉菜月

【夫婦アドバイザー/美脚家】フランスパリに美容を学びに留学後、美容業界で活躍。その後、夫婦アドバイザーとして恋愛/婚活/夫婦問題のカウンセリング・講座を行っております。大和撫子のような妻を目指して14年、大好きなことは先にも後にも美容です。 Amebaオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/kurumi401/