夏恋ヤケドにご用心!「飛べないキキ症候群」の脱出方法
スタジオジブリ作品「魔女の宅急便」はご存知でしょうか?魔女のキキが街をホウキで飛び回り、修行を経て成長する物語です。物語中盤で、なぜか飛べなくなってしまうスランプが訪れますが、これは「初恋をしたから」という解釈があります。
あなたにもそんなこと、ありませんか?恋の火花を散らしすぎて、生活すべてがおろそかになったとき。彼にフラれて失恋休暇をとったとき。
夏はイベント目白押しなぶん、恋の花火も打ち上がりっぱなしです。そんなときでも仕事や学業のスランプに陥らないように、恋の火花に冷水をぶっかけるようなブレーキとは何かをご提案させていただきます!
1.女友達からの助言
「飛べないキキ症候群」は、しばし自分が冷静に状況を見つめられない場合に起こる事態です。あなたの燃え上がる恋が「熱」なら、女友達の意見は完全に「冷」。すべてとは言いませんが、女友達というのは同志の成功をやっかむというもの。女子会であなたの恋エピソードが披露されようものなら、「そんな男やめとけ」「遊ばれている」などとブレーキ役を買って出てくれます。
そんな助言忠言は確かに、あなたの恋心をゆっくり冷ましてくれるでしょう。彼女たちのおかげで、いい意味で恋にのめり込みすぎることなく、冷静な距離を保つことができるのです。
2.「女のしくじり」をひたすらインプット
既に何度もご紹介させていただいた、今をときめくオネエぶった斬りブロガー、ゴマブッ子さん。彼女のブログに寄せられる悩みに、ひとつでもあなたがあてはまることがあるのではないでしょうか。
似たケースを探して、思い切りぶった斬られるところまで脳内シミュレーションするだけでもかなりキキ症候群にはいい薬です。とくとご覧あれ。
3.恋と距離を置く
「魔女の宅急便」作中でキキが飛べない期間に知り合った画家がいました。彼女から教わったのが、「スランプのときは何もしない」ことです。
そう、あなたがすべきことは夏に突発的に燃え上がった炎に薪をくべることでも、油を注ぐことでもなく、他に目線を移すこと。やっぱり恋にのめりこみすぎないためには、ある程度距離を置く必要があるでしょう。趣味や仕事に没頭するのもいいでしょう。電話やメールへの応対は基本的に仕事時間外にする、など自分の中で切り替えができて気が楽になります。
そんな奔放なあなたに恋のお相手はますます心が揺れるかもしれませんが。
4.他の男性と遊んでみる
今一時的な恋に身を焦がさないために、いろんな男性とデートしてみるのはいかがでしょうか。「一番の彼」と「その他の彼」、相対評価すると案外冷静になって距離を置いてみたり、やっぱりこの人しかいないと思えたりするでしょう。
合コンの誘いがあれば出向き、デートのオファーがあれば断らない。さらには断られても傷つかない範囲の男には自分から誘ってみる。そうして自分の男性候補を常に担保しておけば、「この人しかいない」と視野が狭まる危険も抑えられます。
5.「恋に浸るアタシ」にどっぷり浸る
ここまできたら最後の手段。彼のことが四六時中頭から離れなくなってきたら、実は恋は黄色信号です。だって、脳内でまで追いかけないと追いつけない相手を好きってことですよね。人間、追われれば逃げるもの。「頭から離れない」すなわち「自分が劣勢」なのは明らかな状況。
それでもその恋に苦しむなら、恋愛休暇でも取って思い切り浸ってしまっていいと思うんです。1日中西野カナを聴いて、恋愛映画を観て、恋愛小説を読んで、彼のFacebookやブログを読みあさって・・・。どっぷり浸ったところで、毒は抜けるしあなたの熱も下り坂。これビックリするけど本当です。お試しあれ!