「好き」は勘違い!? 「セックスボケ」が招く3つのデメリットって?
大好きな相手と肉体的に結ばれる時、最高の幸せを感じますよね。特に相性が良いと、この人と結ばれたのは運命なのかもしれないと思ってしまいます。しかし、彼は本当に運命の相手なのでしょうか? もしかすると、体の相性が良すぎる時におちいる「セックスボケ」という現象が、あなたの目をくもらせているかもしれません。
ということで、今回は「セックスボケ」になった時に引き起こされる3つのデメリットについてご紹介します。自分はセックスボケにおちいっているのかどうか、確認してみましょう。
デメリット1: 別れにくくなる
「付き合って8か月の彼氏がいるんですけど、フリーターだから結婚のことを考えると別れた方が良いなって思っています。でも体の相性がすごく良くて、別れるのももったいないなぁ、って思っちゃってます」(26歳・金融関係)
▽ セックスボケは、「別れるべき」という冷静な思考の邪魔をします。というのも、次に付き合う相手と体の相性が良いとは限らないからです。確かに、付き合う上で体の相性は1番ではありませんが、やはり重視すべき大切なポイントではあります。この場合、自分では結論を出しにくいので、話しにくくても第三者に相談し、客観的な意見を求めてみましょう。
デメリット2: 好きだと錯覚する
「別れても大好きだった元彼と2年くらいセフレ関係だったんですけど、もっと相性の良い人としたら元彼とあっさり縁を切ることができました。そもそも元彼のことは好きなんじゃなくて、そっちの相性が良かっただけだったんだと気づきました」(24歳・製薬会社勤務)
▽ セックスボケの中で一番恐ろしいのが、この好きだと錯覚を起こしてしまうという症状です。しかし、これは人間の脳内構造から考えると仕方のないことです。恋愛中は快楽をつかさどる「ドーパミン」という脳内物質が大量に分泌されます。恋に落ちるとワクワクするのはこのためです。
実はこのドーパミン、セックス中にも分泌されます。それにより、「この高揚感はこの人に恋しているからに違いない!」と脳が勘違いしてしまうのです。
デメリット3: 距離が縮まらない
「付き合って3か月たつ彼氏に誕生日をスルーされて怒ったんだけど、私の誕生日を知らなかったみたい。そういえばいつもイチャイチャしていて、会話ってあんまりしたことないかも……」(21歳・美容関係)
▽ 極端な例ですが、付き合いたての頃におちいる「セックスボケ」のデメリットのひとつです。体の相性が良くて、ついずっとイチャイチャしていたために「すごく仲良くなった」と勘違いしてしまうのです。実際はお互いのことを何も知らず、2人の距離は付き合い始めの頃からあまり変わっていません。
「あれ……もしかして自分は『セックスボケ』なのかもしれない」と思う部分はありましたか? 上記に該当するからといって、即「セックスボケ」というわけではありませんが、「セックスボケ」はおちいると、冷静な判断ができなくなる恐ろしい現象です。愛情とセックスはイコールではないということを、どうか忘れないでくださいね!