マンネリ化しそうな“バニラ・セックス”、ときめきを取り戻すにはなにが必要??
いつもの彼といつものセックス――とても幸せなことのように思われますが、でもその反面“ちょっと物足りない”と感じている人も実際には多いのでは?? 大好きな彼との甘いセックス、でも少し物足りない……。そんなビミョーな愛の営みを英語では“バニラ・セックス”と呼ぶことがあります。
満足度の高さは、ふたりの心づいかい次第
バニラ・セックスはお互いよく知り合った相手だからこそ成り立つもの。でもそのままにしておくと、単なるマンネリ化に陥ってしまう可能性も高いのです。そうならないためにも、ときめきを取り戻すことをまず覚えましょう。カップルにとって大事なセックス、“こんなものなんだ”なんて現状維持に甘んじることはありません! ふたりの努力と心遣い次第で、もっともっと満足度の高いものになりますし、そうすればきっとますますハッピーになるはずです。
“バニラ・セックス”をよりよくするために、奇をてらったことをする必要はない
バニラ・セックスを否定的にとらえることはありません! だってあなたはもう信頼できるパートナーと出会えているのだから。それがまずなによりも大切なことです。なにも映画やポルノのような激しいセックスやシチュエーションを目指す必要はないし、それではかえって自分たちらしさが失われてしまうでしょう。ふたりの体の相性・ペースを尊重し、お互いがもっと気持ちよくなれるにはどうすればいいか、考えていくことが一番です。
ベッドに入る前に、とことんリラックスする時間を設けてみる
身も心もリラックスしていると、セックスもより一層楽しめるし、いつもより大胆になってみようという余裕も生まれてきます。ベッドインする前に、できれば二人ともじゅうぶんリラックスできるような時間を1時間くらいは持てるといいでしょう。たとえば……
・お風呂にゆっくり入って、体を温める
・体をマッサージして、ゆっくりくつろぐ
・スローなBGMを流しながら、お酒を楽しむ(ただし飲み過ぎは逆効果です!!)
・一緒にビジュアルのきれいな写真集や雑誌を眺める
・ペットと戯れる
・アロマキャンドル、お香などリラックスできる香りを楽しむ
もちろんこの時間は、テレビやスマホから離れて。普段こんなことにゆっくり時間を割くことはなかなか難しいのではないでしょうか。でもこうした時間は日々のストレスを解消していくためにも大切です。セックスだけに関心を向けるのではなく、その前からの過ごし方を変えてみることで、ときめきを取り戻すきっかけにもなります。
過去のもっともときめいたセックスを思い出してみる
“バニラ・セックス”と感じるようになったのはいつごろから? でも付き合い始めたころは、ときめき感やドキドキ感がもっとあったはず。そんな初々しかった頃をよーくふり返ってみてください。過去にもっともときめいたセックスはどんなだった? どんなシチュエーションだったでしょう? そんなふうにときめく要素を探し出して、再現してみるのもいい方法です。
お互いの好み・性癖・スタイルなどは違って当然、自分の願望だけを押しつけない
お互い心から尊敬しあい、しかも体の相性もバッチリ……。なんて完璧にマッチしたカップルなんてほとんど存在しないでしょう。みなそれぞれお互いに満足できるところや不満の残る部分を持ち合わせながら、折り合いをつけています。“バニラ・セックス”もいわばそんな歩み寄りの結果なのです。自分の“もっとこうしたい、こうあるべき”という理想や願望を相手に押し付けるだけでなく、相手の好みやニーズもキャッチし、受け入れようとする気持ちも忘れないで。そのためには、“私はこうしてみたいんだけど、あなたはどう思う?”と常に双方向で話し合えるよう自分から言葉をかけるようにしてみましょう。恥ずかしがって、言いたいことも言えないでいると、お互い「これでいいんだ」と現状に甘んじてしまい、そこからマンネリ化に向かって一直線に。やはり自分の気持ちは素直に相手に伝える、という恋愛の基本が一番大事なのです。