【効果あり】大人の片思い、好きはこう伝える!8つのアピール術
片思い中の皆さんは、さぞ現在もどかしい気持ちを抱えていることと存じます。彼の反応に一喜一憂し、一挙手一投足に悶えているのではないでしょうか。
しかし、妙齢のご婦人になると、様々な立場から、想いを伝えることをはばかられることもしばしばだと思います。会社の立場上、友人の立場上、周囲に気づかれても困りますし、もしフラれるようなことになれば気まずくてかないません。
そこで、今回は周囲にも気づかれない方法で、彼だけに「あれ? もしかして俺のこと好きなのかな」と気づいてもらうアピール術をご紹介します。もし気づいてもらったなら、彼から告白してもらうなんてこともあるかもしれません。
1、【初級編】目を見つめる
まずは初級編です。内気なユリ(28歳)は同僚数人と飲み会へ参加しました。その中には、同じ部署のA君がいます。ユリはA君のことが好きですが、なかなか告白できません。なぜなら、同じ部署で働いている同僚に気づかれては仕事に差し支えがあるからです。
さらに、狭い会社の中では、噂となって広まる可能性もありますし、何よりA君との関係が気まずくなるのが怖いのでした。
A君の方から好きになってくれればいいのに…そうでなければ諦めよう、とさえ思っていました。なので、飲み会も楽しいけれど、どこか複雑な心境。
しかし、諦めるのはまだ早いのです。男性も面と向かって「好きです、付き合ってください」と言われれば、受け入れる場合も断る場合も、一歩引いてしまいます。しかし、「もしかして俺のこと好きなのかな?」と思わせることができたのなら、話は別です。
気になる相手のことが知りたくなり、いつのまにか夢中になってしまうのです。追いかけていたのに、いつの間にか追いかけられている。そういう流れを作り出す必要があります。
さて、飲み会が始まりました。ユリはしっかりA君の隣の席に座りました。準備万端です。みんなで乾杯して、仕事の話や冗談を言い合う中で、ユリは自分からは発言しません。A君が話している時にA君の目を見ます。
なるべく大げさに頷いて見せ、「あなたの話にすごく興味があるのよ~」という空気を出します。できるなら、少女漫画のように目がキラキラしているイメージで、うっとり見つめましょう。
お酒が入ってくると、目が潤んでくることがありますが、これも利用します。チワワに見つめられたら動けなくなるように、A君もあなたの目から視線をそらすことができなくなります。
しかし、あからさまに見つめていると「あれ? ユリちゃん、A君のこと好きなんじゃないの~?」とからかってくる同僚がいるかもしれません。そんな時はチャンスです。
「酔っ払ったからかな? A君のこと、すごくかっこよく見える」と笑ってみせましょう。A君はドキっとするでしょう。お酒の席のことなので、翌日にはしらばっくれても問題ありません。
ここで重要なのは、目は口ほどにものを言う、ということです。ただし、目を見られただけでは本心なんてわかりませんから、大げさに表現することが大事です。
この時ばかりは、白馬に乗った王子様が迎えに来た瞬間のような、うっとりした表情で見つめることで、「俺ってもしかして、かっこいいと思われてる?」くらいに思わせましょう。
2、【初級編】ボディタッチ
さて、ユリは飲み会の際、A君の目を見つめましたが、これと合わせ技でボディタッチも実行しました。これも難しいものではありません。
メニュー表を持って、指で肩をつんつん「ねえ、何飲む?」。A君が冗談を言った時にはタイミングよく「なにそれー!」と軽く背中を叩く。トイレに行く為に立ち上がる時、ちょっとごめんと肩に触れる。
嫌いな人でなければ、そのくらい触られても嫌な気持ちはしませんし、気を許しているから触れてくるんだろうなあ、という油断の表現と捉えられます。
これは飲み会で隣の席に座ったからできることですが、もし席が離れていた場合は、帰り際にふらついてぶつかってみるのも効果的ですし、酔っ払っているということで肩を叩いて「何?」と振り返ったところに「なんでもない」と言ってみても問題ないでしょう。
ボディタッチはわざとらしく、は厳禁。強く叩くのもNGです。優しくソフトタッチで、ちょっと触れただけでも「ごめん、痛くなかった?」と言ってみましょう。
よく笑いながら強く叩く女性がいますが、それは逆効果なので覚えておきましょう。また、A君だけでなく、他の男性にも同じようにボディタッチしておくと、同僚にも気づかれにくいのでおすすめです。
3、【中級編】あえて既読無視
それでは中級編です。仕事上のやりとりなども必要なことから、ユリはA君とLINEをするようになりました。LINEなら同僚に気づかれることはありませんが、こちらから「好き好きー」と思いを押し付けてしまうと、A君と気まずくなってしまいかねません。
ユリは、LINEでの内容も仕事のものに限り、たまに送られてくるA君の冗談も「はいはい」とたしなめるようにしていました。
メールやLINEは便利ですが、やりとりが記録されるものなので、何か気まずいやりとりをしてしまうと、文面にそれが残るという恐ろしいツールでもあります。
社会人になると、その恐ろしさも嫌というほど実感するので、ユリは慎重にLINEをしています。しかし、それではどのようにLINEで想いを伝えるのでしょうか。
大切なのは現実世界です。「私、LINE得意なんだ」というアピールは、「現実のコミュニケーションには無頓着?」という印象を持たせてしまいかねません。
なので、あえて「LINEは不得意だから」という印象を持ってもらいましょう。LINEが不得意であれば翌日、直接顔を合わせた時に会話することに繋がります。ただし「全くLINEは無理」としてしまうと、「LINEもできないのか」ということになりますので注意です。
そこで、帰宅後、仕事の内容をLINEでやりとりしていて、切りのいいところで既読無視して寝てしまいます。おやすみ、はいりません。「あれ、返事くれないのかな?」と期待を持たせたまま放置するのです。
翌日、会った時にしれっと「ごめん、昨日寝ちゃったけど、なんか続きあったっけ?」と、会話に繋ぐことができます。
現実世界のコミュニケーションが充実している女性は、LINEやメールというツールにはあまり頼りません。あくまでツールはツールとして使用しましょう
既読無視をして、翌日の会話に繋ぐことで、リアルを大切にしているということをアピールできれば、他の女性よりぐっと株が上がると思います。
4、【中級編】情報収集は内密に
片思い中は、彼の情報ならどんな情報だって欲しいものです。ユリもA君の真偽は定かでない情報が次々耳に入ってきます。
昔誰と付き合っていたとか、好きなブランド、昨日は何をしていたのか。全て鵜呑みにするわけではありませんが、内容によっては気持ちが落ち着かないものもあります。
本人が直接言っていることもあります。例えば、バレンタインは最高で一日に15個のチョコをもらったという自慢とか、いつも行く店の定食がうまいとか。しかし、それらに踊らされてはいけません。
彼が好きなものにすぐに飛びついてはいけないのです。彼が黒いタイツが好き、と言ったらすぐに黒いタイツを履いて出社したり、彼と同じ香水をつけて出社してはいけません。
そんなわかりやすいことをしては、社内の敏感な誰かに気づかれてしまいます。「あれ? ユリちゃん、A君と同じ香水? もしかして?」なんて言われたらアウトなのです。
情報は情報です。あくまで、彼のデータでしかありません。それに、情報は生き物なので常に変化していきますし、実際のところ事実かどうか確かめる術はありません。
噂話に聞き耳を立てて、情報収集するのは大切かもしれませんが、一旦飲み込んだ情報は吐き出さないのが鉄則です。そして、いざという時にひとつだけ使う切り札としてとっておきます。
いざという時に、ひとつだけ彼の好きなものをピンポイントで差し出し、「あれ? 俺の好み知ってるんだな」と思わせることにより、うざったく思われることを防ぎ、尚且つ見ていないようで見ていてくれてるんだな、という意識にさせることができます。
5、【中級編】暇アピール
明日は休日、A君が先輩に「明日、俺暇なんですよー」と世間話をしている。これはチャンスですね。二人きりでなく、何人かで集まるにしても、A君と親密になるチャンスです。
しかし、簡単に「あれ? 暇なの? 私も暇だよ」と言うことができれば、どんなに楽でしょうか。「どっか行こうよ」と思わず口をついて出てしまいそうですが、そこはちょっと我慢です。
あまり暇アピールをすると、軽い女に見られてしまいます。もしうっかり気持ちが伝わってしまっても、軽い女と思われていては元も子もありません。また、あまりにフラットすぎて、友達感覚になってしまうと、恋愛感情から一番遠い存在になってしまいかねません。
そこで、暇は暇でも、限定した暇アピールをおすすめします。「A君、明日暇って言ってたよね。私、明日の午後、時間あるんだけど、買い物手伝ってくれない?」
時間の限定、目的の限定です。一日中暇というわけではなく、休日でも午前中は用事があることをほのめかし、買い物を手伝ってほしい、という限定した要求です。
もちろん、誘いに乗ってくれたら、そこから食事に行くでもいいですし、買い物と言っても絶対何か買わなければならないということはありません。探しに行ったけど、やっぱりなかった、ということでもいいでしょう。
どこか遊びに行こう、ではデートっぽく聞こえますが、手伝ってほしい、と言われれば目的がはっきりしているので誘いに乗りやすいのです。もし、買い物している二人を同僚に目撃されても、買い物を手伝っていた、と堂々と言えます。
誘い出した後は、いつもとは違う雰囲気の服装で現れて、話すときは目を見て話す。そして、聞き役に徹して、自分の話はあまりしない。さりげなくボディタッチ。という初級編に戻って、実行すると急激に距離が縮まります。
6、【上級編】たまたま同じもの作戦
さて、上級編です。上級編はかなり難易度が上がって参ります。同僚に気づかれてはいけない、すっごく好きなことをA君に悟られてもいけないわけですから、バレるかバレないか、ギリギリのところを攻めるのは至難の業です。
A君には「あれ? もしかして俺に好意を持ってる? 気のせいかなあ…でもなあ」くらいの察し方をしてもらわないといけないので、もろバレしてしまうのは都合が悪いのです。
ユリは意を決して、こっそり気にしていたA君と同じスマホの機種(しかも色違い)に変えました。あえてここではアピールする必要はありません。いつもどおりにしていましょう。
しかし、機種変をしたばかりというのは、使い勝手がよくないもので、電話帳の呼び出し方ひとつとっても、操作がわかりにくいものです。
そこで、A君と廊下ですれ違いざまに「Aくん、ごめん、ちょっといい?」と呼び止めます。小さな声で同僚に気づかれたら困る雰囲気を作ります。
「あのね、スマホ変えたんだけど、自分のアドレスわかんなくなっちゃって。できる?」と手渡します。するとA君は気づくでしょう。自分と同じ機種だということに。
操作してくれたA君に「助かった!ありがとう!」と大げさながらも小声で感謝を述べます。なぜ小声かと言うと、二人だけの小さな秘密を共有する為です。
偶然が重なり、あなたにしか頼めない、いつも感謝してる、という空気を作ることができれば、すでに彼はあなたの好意に気がついているでしょう。
もし、彼と世間話をできるような機会があれば、「あ、そのネクタイ、うちのお父さんが持ってるのと似てる」や「A君の車って、○○だよね。友達が同じの乗ってるよ」という、遠い接点だけど、実は共通してるのよというアピールも試してみましょう。
3回ほど共通項が重なると、「もしかして運命?」と勘違いしてくれるかもしれません。ただし、鈍い男性には同じものを持っていても気づいてもらえない可能性も高いので注意です。
7、【上級編】もし○○だったら
いつの間にか男性を引きつけてやまない女性の皆さんは、なぜモテるのか。それは男性全員に「あなただけ特別よ」と思わせているからなのです。
ということは、「俺ってもしかして特別扱いされてる?」と一瞬よぎる発言を一言入れてもいいのではないでしょうか。
ここでおすすめなのが「もし、○○だったらな」です。棚の上の箱を取ってもらった時に「ありがとう、A君ってやっぱりやさしいね。もしA君が彼氏だったらな」とぽつりと呟くと、それまで好きな女性でなかったとしても男性ならドキッとします。
モテる女性は自然とこれをやっているのです。他にも「A君がいつも側にいてくれたらな」や「困った時A君と一緒だったらな」「もっと前からA君と知り合いたかった」など。
お付き合いをする可能性を匂わせることが大切です。もし○○だったら、と言われると一瞬でもその光景を思い浮かべます。彼がフリーで、あなたのことを好印象に思っていたなら「あ、いいかもな」と思ってくれる可能性が高いです。
ただ、上級編なだけあって、例えば彼にはその気が全くなかった場合は社交辞令的な笑いで一蹴されてしまい、その後ギクシャクする可能性もありますし、他の同僚に聞かれると「ユリちゃんはA君を狙っている」という噂を立てられる可能性も高いのです。
モテる女は、全ての男性に自然とやっているので突出して見えませんが、一人の男性を狙っている場合は、目立つ可能性がある、ということを覚えておいてください。
ついでに、社内の全部の男性に同じように振舞う、というカムフラージュもおすすめしますが、勘違いした男性からまさかの告白を受ける危険性もあるのでご注意を。また、女性社員からの評判が落ちるかもしれません。
8、【上級編】タメ口と小さな声と吐息
さきほど、「6【上級編】たまたま同じもの作戦」でもご紹介しましたが、小さな声で、というのはかなりポイントが高いのです。
大きな声は外に向けて、みんなに聞こえるようにするものですが、小さな声は内側の、ごく身近な人へ向けての話し方です。これを使い分けることによって、強弱が生まれます。A君にだけ小さな声で話すことで特別感を演出します。
自分だけ特別に見てもらえている、と勘のいい男子はすでにここで気づくはずです。また、よくカップルや御夫婦などでも、二人だけで通じる会話は小声でするものです。暗にこれを意識させるという狙いもあります。
また、タメ口も効果的です。社内では仕事の話もありますので、なかなかプライベートな話に持っていくのが難しいのですが、あなたが仲のいい人にしか見せない笑顔で、本来なら「はい」と答えるところを「うん」と油断したようにわざと間違えるのです。
いつもきちんとしているユリが、どうして急にタメ口になったのだろう。A君は気になるはずです。天然なのか、調子が悪かったのか。男性はこのような女性の小さな変化は気づいても、理解することは難しいようです。
難しくていいのです。謎がどんどん深まればこっちのものです。ミステリアスな女性は、もっと知りたいと思うようになり、彼の方から好きになってくれるのです。
そして、最後に「吐息」です。これは直接、男性の性の部分へ働きかけるものです。いくら鈍い男性であっても、エロスを感じれば気にならないはずはありません。
最初は軽いため息から入りましょう。大きく息を吸って、「はあ」と吐きます。A君の隣で、ユリは残業の疲れから、背伸びして「はあ」と息を吐きました。この程度で大丈夫です。
日頃から「んっ」とか「あっ」とか、何か連想させるような声を時々漏らすことで、彼の気を引くことができます。そんないやらしいことできない、と否定される方もいらっしゃるかもしれませんが、おばさんが荷物を持ち上げる時の「どっこいしょ」を少しアレンジしたものと思ってください。
ただし、上記のものはやはり上級編。慣れていない人には難しい内容と言えるでしょう。彼の反応を見ながら変えていかなければならないので、技術が多少必要ですし、やはり周囲に先に知られてしまう可能性があるので、ある日を堺に突然はじめる、というのはやめた方が無難です。
脳内でシミュレーションし、家で一人で練習してから実行してみましょう。ガツガツした女と思われては元も子もないのです。
ユリは、「好き好き!」という溢れる思いを直接表現はせず、女性としての魅力を最大限に生かして、好意があることを行動で示しました。それにA君が好感を持ってくれたなら、結ばれる日はそう遠くありません。
時に率直に伝えることも大切です。しかし、より効果的に印象付ける為には、大きな爆弾を一発打ち込むより、小さな弾丸をこまめに打ち込む方が、その後の関係にも良い影響を残します。ここは溢れる思いはそっとしまって、技術で勝負しましょう。
人を操作する、というのはあまりいいこととは思えません。しかし、心理を利用して誘導することは実際に可能です。恋は駆け引きとよく言います。目には見えませんが、男女の心理戦が恋愛なのです。
大人になると、女性からの片思いは拷問でしかありません。結婚をせかされるのに、ガツガツすると嫌われてしまう。まるで恋愛することを否定されているように感じることもあります。
恋愛することは素晴らしいことです。例えそれが実らなくても、思いが伝わらなくてもです。社会人として自主性や自立を求められ、男性的に仕事をこなしながら女性らしさも求められる。小さな一人の女性の中に求められるスキルは山ほどあります。
できることなら、すぐに告白して、付き合うなりフラれるなりしたいところですが、立場がそうさせてくれません。会社なら社内の立場があり、友人なら他の友人との関係もあるからです。
そんな雁字搦めの日々の中で、どうやって彼の気持ちをこちらに向かせるか。見えない細い糸を駆使して、ちょっとずつ刺激し、気づかれないように気づいてもらう秘密の作戦です。
小さな努力を積み重ねるあなたは、とても輝いているはずです。振り返ってみれば、片思い期間中は、いつもより緊張感があって張り合いがあるかと思います。
恋の醍醐味は片思いにあると言っても過言ではないでしょう。彼から「好きです」と伝えられた時「私も」と応えられるように、希望を捨てずにチャレンジしてみましょう。