我慢は美徳?いいえ、悪徳です!我慢を即やめるべき7つの理由

2012.04.27

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「我慢して笑う、我慢して優しくする、我慢して勉強する、我慢して感情を抑える」。実に様々な「我慢」がありますが、行動が自分にとって「我慢」になった時点で、一度考え直したほうがいいでしょう。
「我慢は美徳」は、我慢し過ぎといわれる日本人の妄想。本来は自然にだったり、目的を持って行動するのが本当なのです。行動が我慢になったら即やめるべき7つの理由をご紹介します。


1、自分らしさが薄まる

「我慢=自分を抑えること」。自分の気持ちや感情、野心や希望を抑えると、自分が活きなくなります。我慢を続けると、「自分がわからない」なんてことに。

2、我慢している自分像に酔い、勘違いを起こす

代表例は、「彼氏は働かないけど、我慢して文句も言わず働いて養う自分は偉い」という考え。
我慢していると、時に我慢している自分に酔うことがあります。根本原因に向き合わず、「我慢して頑張ってる自分は偉い」と勘違いしてしまうんですね。

3、真実と向き合えなくなる

上記の例でも言えることですが、「我慢しなければ」と思い続けると、真実と向き合わなくなります。何でも我慢でカバーして、真実を見なくなるのですね。我慢よりは、真実と向き合う意識を持つべき。

4、体に悪い

我慢している時の自分の体の状態と向き合って下さい。気分は重く、うつむきがちになり、胸がつかえ、食欲も減り、便秘になり、不眠になる。
我慢はいけないということは、体が一番知っているのかもしれませんね。

5、他人と親密になれない

我慢して笑ったり、人に優しくしたり、話すと、少なからずそれは相手にも伝わるもの。相手も我慢してこちらに付き合い、「疲れたな」という印象を持つように。我慢する相手に、本音を見せようとはしませんよね。他人と親密になれなくなってしまいます。

6、他人にも我慢を強いる

厄介なのが、我慢する人は他人にも我慢を強要すること。「自分が我慢したのだから、相手も我慢して当たり前」と思うんですね。「何であの人は我慢しないの?」と見当違いな怒りを持ち、人間関係に悪影響を及ぼします。

7、度を越すと、人間性を壊してもOKの世界になる

学校を卒業するためにいじめや体罰を我慢したり、働き続けるためにセクハラやパワハラに我慢するなど。我慢を重ねると、度を越して何でもOKの動物的な世界にいってしまいます。「人間だから我慢できる」という言い分が、「我慢が人間性を壊す」へと変わるのです。

いかがでしたか?我慢は百害あって一利なし。我慢でなく、自然体で、目的を持って行動を起こしましょう。

ライター:宮野茉莉子
証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」
がモットー。

2012.04.27

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Written by Googirl編集部

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