怒るといいことあった! 働く女子が怒ったら伝わったこと6つ
今回は働く女子に注目した「怒ってみたらいい方向へ転がった」というエピソードを集めてみました! 一緒に働いている人に感情をぶつけることはなかなか難しいですが、伝えるべきことと、怒る目的が自分のなかではっきりしていれば、その思いは高確率で伝わるものなのです。
ちゃんと怒ると伝わること6つ
1: がんばってきたこと
「人手不足を理由にいろいろな提案を断られ、ただ時間だけがかかる仕事の仕方をするしかなかった。会議で自分の業務内容があまりにも知られてないことが分かり、『もう辞めさせてもらえますか?』と静かにガチギレ」(29歳/女性)
▽ この後、彼女が担っていた仕事の多さが知れ渡り、「こんな状態でがんばってくれていたんだね」とがんばりを認められ、彼女は号泣したそう。
2: 大切な存在であること
「怒ったことで、自分の思いや考えが正しく伝わり、前よりもさらに大切に接してもらえるようになった」(27歳/女性)
▽ 正直な感情を伝えることは、自分への接し方を人に分かってもらう作業です。本当はすごく優しいことや思いやりがあること、真面目なことなど、人となりも伝わるので、大切に思われることが増えるのです。
3: 思いやり
「相手の事情も分かりすぎるくらいに分かるので、『言ってもなあ……』という思いがあり、なかなか伝えられず。けれど『このままでは何も変わらない』と、けっこう真面目に怒った」(30歳/女性)
▽ 今まで何も言わずにいたことはもちろん、今回怒ったことも、種類は違えど思いやりといえます。今までも相手のことを考えて行動してきた分、その思いは必ず伝わりますよ!
4: 真剣さ
「退職を考える前にやれることを考えたら、上司に今まで溜め込んできたものを怒りと一緒にぶつけてみることだった。働き続けることを真剣に考えての行動であることが伝わった」(32歳/女性)
▽ 退職をかけてのガチギレほど、説得力のあるものは他に見当たりません。真剣に考えているからこそ、人はキレるのかもしれませんね。
5: がまんしてきたこと
「工夫しながらやり過ごしてきたけれど、これがずっと続くのかと思ったら、堪えきれずに職場の飲み会で荒ぶってしまった。その後上司との面談で、今まで1人でなんとかしようしてきたことは、実は1人では改善しきれないレベルの問題だったことが発覚。『これからは遠慮なく頼って欲しい』と言ってもらえた」(28歳/女性)
▽ がまんしていることを分かってもらえるだけでも、かなり心はラクになりますよね。また、その場限りの解決ではなく、今後の対処法を見つけられたのも大きな進歩です。
6: 本当にして欲しいこと
「今まで不満はあれど、職場に対して何をどうして欲しいのか分からないでいた。あるとき、なんの相談もなしに新たな業務が追加されたことで、『いつもこうだな』と思ったら感情が爆発。怒りながら訴えた内容から、わたしの『こうして欲しい』を汲み取ってもらえた」(29歳/女性)
▽ 感情をあらわにすることで、相手に要求が伝わることはもちろん、自分でも本音に気づくことができるのですよね。まず感情を爆発させるのは、仕事や人間関係がやりづらくなる原因になりますが、ここぞというときには「怒ること」で前に進むこともあるのです。