“いい人”を無理して演じる必要なんてない理由4つ
“誰かから好かれたい”、“嫌われたくない”という気持ちは自然なものです。でもその気持ちが強すぎて、“いい子”、“いい人”を演じている人も少なくありません。
でもそうやって本当の自分から離れて、他人から求められている自分を演じるのはつらいもの。そろそろそんなことしなくてもいいことに気づいてみませんか?
“いい人”を無理して演じる必要はない
1: 無理していても“キャパオーバー”になり、自分自身の首をしめるだけ
“いつも笑顔で、ニコニコしている子”、“どんな急な案件でもイヤな顔せず、すぐに対応してくれる人”、そんな他人から求められた役割を受け入れ、本来の自分とは違う“誰か”を演じていませんか?
でもそれはとても不自然なことだし、自分の能力を超えて引き受けていたらやがてキャパオーバーになり、自分が苦しくなるだけです。その結果、燃え尽き症候群になったり、うつになってしまったら元も子もありません。
2: 時には“嫌われる勇気”も必要
八方美人なんて言葉がありますが、結局すべての人に好かれるなんて無理な話だし、またその必要だってないはずです。でもそれができないのは他人から嫌われたり、辛口評価されたりするのを極度に恐れているからかもしれません。
でもそれでは常に他人の顔色をうかがったり、自分のニーズを後回しにしたりして、その結果、しわ寄せはすべて自分に振りかかってくることでしょう。時には“嫌われる勇気”も必要だということを認めましょう。
3: できないことはできないと見極めるのも大人としてのマナー
本当の自分とはかけ離れているけど、“もっと自分をよく見せたい”、“評価してもらいたい”という思いから、わざわざいい人を演じることもあるでしょう。
しかしできないことはできないと見極め、判断することも、大人としての自己防衛方法であり、マナーでもあります。
自分の限界を知り、できることは全力で取り組むけど、できないことは素直にできないと表明する、それが結局は周りにとってもベストなはずです。
4: “生きやすさ”は自分自身で手に入れるしかない
誰だって毎日自分らしく、ハッピーに過ごしたいというのがシンプルな願いでしょう。自分らしさや個性をいつわらず、周囲にも認めてもらえたら、きっと生きやすいのではないでしょうか。そしてそんな生きやすさは自分自身で手に入れるしかありません。
そのためには、自分が“いい人”になろうとがんばりすぎないことが肝心です。自分自身のプレッシャーや他人からの期待に負けず、本来の自分らしさをもっと大事にしていいはずでしょう。
まとめ
真面目な人、責任感の強い人ほど、無意識に“いい人”を演じる傾向があるようです。また男性よりも女性のほうが周囲の評判を気にしてか、本来の自分とは違う“いい人”を演じやすいとも言います。
いずれにせよ、そんな生き方をしていると、本来の自分らしさまで見失ってしまいそうです。周りの人すべてから好きになってもらえなくても、自分がもっと自分を好きになってあげれば、焦りや不安も解消されてゆくのではないでしょうか。