「“自分と向き合う時間”が私を成長させた」エマさんのひとり時間の過ごし方

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2020.05.07.Thu

恋愛やパートナーシップに関する発信が人気を集めるエマちゃんさん(以下、エマさん)。Twitterフォロワーは約8万人! コラムニストとして数々のメディアに寄稿しています。3月下旬には、初の著書『愛され革命〜運命の彼を一生恋させるのは 愛し上手な“女神女子”
』(大和書房)
を刊行することも話題に。「自分を知ることの大切さや、人を愛すること、愛されることの楽しさを知ってほしい。そんな思いでがんばって書きました」
こう話すエマさんは、結婚して丸3年近くたつ今も、旦那さんと新婚当時のようなラブラブな暮らしを送っているそう。一方で、ひとりで過ごす時間も少なくありません。
「とくに文章を書くときは、自分の内側からぐわーっと何かが立ちあがる感覚があります。だから、ひとりでいる時間に、思いっきり集中して書きたくて。原稿を1本書き終わった後は、脳ミソがかき出された感じですから……(笑)」
今回はエマさんに、ひとり時間の過ごし方をうかがいました。

エマさんのひとり時間の過ごし方

恋愛映画から思い出す「恋愛現役時代」

自宅でひとりで過ごしているときは、片づけやヨガ、執筆、読書、映画鑑賞などをすることが多いそう。気になるのは「ひとりで観る映画」です。どういう作品を選んでいるのでしょうか。

「ひとりで映画を観るときは、恋愛系の作品を選ぶことが増えました。昔はあまり興味がないジャンルでしたが、恋愛やパートナーシップをテーマにしたコラムを書き始めてから、観るようになりましたね。人を好きになるときや愛する人と別れるときの気持ちを感じ取りたくて」

結婚すると、新たに恋をしたり、失恋したりといった、恋愛特有ともいえる感情の変化を体験する機会はなくなります。
そのため、恋愛に関する寄稿をするからには、「恋愛戦線に立っていた現役時代」のことを思い出し、恋に迷うみんなの気持ちに寄り添いたい。エマさんにはそんな思いがあるようです。

Twitterはひとりでいるときに。やさしく返すがモットー

ツイートが広く支持された結果、コラムや書籍のオファーにつながったエマさん。執筆活動をスタートする転機となったTwitterは、ひとりでいる時間に使うことが多いといいます。旦那さんや友人たちと過ごすときは、目の前にいる人との時間を大切にしているのです。
そんなエマさんのツイートは、実際に会ったときのエマさんと同じように、やわらかくてやさしい印象を受けます。ツイートするうえで心がけていることをうかがいました。

「2019年半ば頃から『Twitterでもやさしく対応しよう』と思うようになりました。執筆の仕事が入るようになり、編集者さんと会うようになって、度々『Twitterの文章と実際のエマさんってギャップがありますね!』といわれちゃって(笑)。
フォロワーさんたちからは『エマちゃんは、仕事も恋愛も結婚も、全部うまくいっている人』というふうに見られがちなんです。うまくいくようになってからTwitterを始めたから、そう見えてしまうのも仕方ないんですが。
そのせいか、ツイートがピリッとした印象に受け取られていたのだと思いました。以来、とくにツイートでお返事をするときは、絵文字を使ったり、やさしい表現を選んだり、ちょっと工夫するようになりました」

ひとり時間、自分と対話してきたから今がある

多くの人から支持されるツイートやコラムは、エマさんが20代前半に過ごした時間から作られているといっても過言ではありません。当時は、悩まなくてもいいことも真剣に考えてしまっていた、と語るエマさん。ただ、そのときを自分とじっくり向き合う時間に充てていました。

「ひとりで自分と徹底的に向き合う時間はツラいです。でも、それによって、自分のいいところや弱いところ、限界などが見えてきました。自分を知ってからは断然生きやすくもなりましたね。できるだけ早い時期に自分と向き合っておくと、その後の人生が楽になります」

キャプ:自分と向き合うときに書いたノート

自分と向き合う時間を設けていたとき、エマさんはノートに思いを書き出していました。紙に書くことで自分との対話に集中できていたのだとか。そうやって、ひとり時間に自分と向き合うススメは、書籍『愛され革命』でも綴られています。

悩んで試行錯誤したら、道は開ける

そもそも「自分が本を書くとは思ってなかった」とエマさんは言います。2019年夏に編集者と初回打ち合わせをし、3月刊行に向けてとくに年末年始は山場だったそう。どんな執筆秘話があるのか聞いてみると——。

キャプ:書籍執筆時に初稿をゲラでチェック

「既婚者になった今は、恋愛の現役を離れている実感があり、本を書いているときには、過去を振り返る時間がたくさんありました。例えば、私ははじめから恋愛がうまくいっていたわけじゃなくて、今Twitterに悩みを送ってくれる人たちと同じくらい、いろいろなことに悩んでいたな、と思い出したり。
それこそ、“暗闇”みたいな時期もあったんですよ。でも、みんなと同じように悩んだ分、試行錯誤したから今がある。書きながら、そんなことを伝えたいなと思うようになりました。自分が体験してきたこと、通り過ぎてきたことを思い出しながらていねいに書いたので、読んでいただけたらうれしいですね」

終わりに

ひとり時間を通じて、人は磨かれる。これまで数人の「ひとり上手」な女性たちに登場いただくなかで、改めて確信しました。
今回登場いただいたエマさんも、ひとりのときに自分の心の声を聞いてきたからこそ、今が最高ともいえる人生を手にしています。ひとり時間は私たちをよりステキに、そして成長させていく時間です。
連載【女ひとり上手】は今回で終了となります。これまでお読みいただき、ありがとうございました。

▽ エマ(えま)さん

謎の人妻インフルエンサー。独自の恋愛論や生き方論、美容情報を中心に発信。現在Twitterフォロワー数約8万人。スキャンダラスな恋愛戦士時代を経て、「運命の人」である夫と出会い、幸せな結婚生活を築いた自身の経験を基に、複数の媒体で恋愛コラムも執筆中。
「愛すること」や「相手を思い遣ること」の大切さを説いている。2020年3月下旬に初の著書『愛され革命〜運命の彼を一生恋させるのは 愛し上手な“女神女子”
』(大和書房)を刊行。
Twitter:@emaaarion

記事を書いたのはこの人

Written by

池田 園子(いけだ そのこ)

岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。
写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子