1年で100万円貯めたい! 貯金を習慣にするマネープランの作り方
貯金しようと思ったとき“とりあえず100万円!”と目標を立てる人も多いのではないでしょうか。1年で100万円というのは収入にもよりますが、ある意味で現実的なライン。ちょっと頑張れば手が届きそうな金額なんですよね。
そこで今回は、1年で100万円を貯めるマネープランの作り方をご紹介します。
ボーナス月にいくら貯められるか
まずは、ボーナスの月にいくら貯められるかを考えてみましょう。たとえば年2回、あわせて3か月分のボーナスが出るのであれば少なくとも60%は貯金に回したいもの。手取り月収20万円ならボーナスは年間60万円ほど。36~40万円を貯金に回せるとずいぶん楽になります。というのも、年間100万円貯めようと思うと、1年は12か月なので毎月8万円以上を貯金しなければならないことに。それは結構大変なので、ボーナスで毎月の貯金額を減らしておきましょう。
毎月の貯金額を計算
ボーナスで貯められる金額を計算したら、残りの金額を12か月で割ればいいだけ。ボーナスで40万円貯められるのであれば、残り60万円を12で割って毎月5万円を貯金していけばいいですよね。とはいえ、毎月5万円ってちょっと頑張らないとなかなか貯められる金額ではないと思います。
そこで、まずは自分の出費項目と金額を整理して、優先順位の低いものから順に削っていきましょう。これだけは減額できない、という項目を3つだけ設定し、それ以外の部分は機械的に20%カット。少しばかり荒療治ですが、これぐらいしないとなかなか貯金は成功しません。
無駄遣いを洗い出す
機械的に20%カットするとは言っても、そんなに簡単にカットできるものばかりではないでしょう。しかし、工夫すれば安く済ませられるものって意外とたくさんあるのです。
カフェの代わりに図書館を利用したり、毎日ランチを食べに行くのではなくお弁当を持ち歩いたり、タンブラーを持ち歩いたり、格安スマホに変更したり、ダイエットをかねておやつを少し我慢したりと、いろんな方法がありますよね。1つずつ取り組めば、意外と大幅な節約ができるものですよ。
ボーナス月には「臨時出費枠」を取る
たまに赤字の月がある、という人は臨時出費に備えてボーナスの1割くらいを臨時出費枠として取っておきましょう。冠婚葬祭や通院代、家電の急な故障などで家計のバランスを崩すと取り戻すのが結構大変です。そういう臨時出費に備えてあらかじめ準備しておくことが大事ですね。
まとめ
いかがでしたか? 1年で100万円というのは不可能ではありません。ただ、少し頑張らないと到達できないので、しっかり計画を立てて取り組みましょう。一度貯金が習慣になってしまえば、そのあとの生活がずいぶんと楽になりますよ。