似ているようで実は違う!「毒舌」と「性格が悪い」の違いって?
アナタの周りにも毒舌キャラと呼ばれる人がいるのではないでしょうか? ストレートな物言いで毒づくので、一見性格が悪そうに見えますが実はそうでもないのです。本当に性格が悪い人と毒舌な人は考えかたや人との接しかたがまるで真逆です。そんな、似ているようで全然違う2つの性格について比較してみました!
「毒舌」な人の特徴
鋭いツッコミ
まず毒舌の特徴から探っていきましょう。毒舌はその名の通り、毒を吐くイメージがあると思います。でもそれは言い換えると鋭いツッコミや指摘をしているということ。普通なら見過ごしてしまうようなことも、毒舌な人は素早くキャッチしてズバッと断言したり、気持ち良いほどスカッと回答をしてくれます。
言いかたは少しストレートすぎる傾向がありますが、よく考えると誰もが納得の発言をしているので、たくさんの人から慕われることに。
冷静な判断
毒舌な人は物事を客観的に見ることができるので冷静な判断力があります。人に流されることがないため、自分の信念や意見をしっかりと持っているのです。
そのため悩み相談を受けることが多く、相手の考えに同調するばかりではなく間違っていることはきちんとダメだと伝えることができるので、的確なアドバイスができると言えるでしょう。毒っ気のあるダメ出しも平気でするので、人によってはショックを受けることもありますが、嘘がないぶん本音で語り合うことができます。
決して悪口を言わない
毒舌だとなんでもズバズバ言うことから「悪口をけっこう言っているのでは?」と思いがちですが、決してそのようなことはしません。人をけなしたり容姿をバカにしたり、表向きはニコニコしていたのに裏では陰口を叩くといった卑怯なマネは絶対にしないのです。一つ一つのワードに鋭さはあっても人が傷付く発言や行動はしないため敵を作ることはない、というのが特徴と言えるかもしれません。
「性格が悪い」人の特徴
二面性がある
一方で、性格が悪い人の特徴は二面性があること。毒舌な人が一番嫌う“裏表がある性格”ということになりますね。「男性の前では媚びるくせに、女性の前では悪口を言いまくる」なんて人は性格の悪さが露呈しています。話していても愚痴や妬み、文句や不満などネガティブ要素が強めなことばかり話題に上がるので、一緒にいる人は疲れてしまいます。
やる気がない
“自分が今何をするべきか”ということをしっかり理解しておらず、常にやる気はゼロ。基本他力本願で自分で頑張ることをしないため、周りはいつも振り回されてばかり。自分にメリットがあることや良く見せたい時にだけ急にスイッチが入りテンションが上がるので、そのことに気付いている友達や同僚は冷ややかな視線をおくっていることでしょう。
なんでも「嫌い」から入る
初対面の人と会った時まずその人の嫌いな部分を探したり、新しいことにチャレンジする時マイナスな面しか見ないなど、どんなことも「嫌い」という感情が先行することも特徴的。
最初がマイナススタートのためそこからポジティブに考え直すことが難しく、ずっとネガティブな受け止めかたしかできないのです。そのことが性格の悪さに拍車をかけ、だんだん人が寄り付かなくなるなんてことも。
アナタはどっち?
「毒舌」と「性格が悪い」、それぞれの特徴からなんとなくその違いがわかっていただけましたか? 結論から言うと、毒舌な人には“愛があり誰かを傷付けることがない”のに対し、性格が悪い人は“自分にしか愛情を向けられない”という違いがあります。
自分はどちらの傾向にあるのか、また周りの人はどちらのタイプが多いのか、一度じっくり考えてみると今後の人間関係に大きく影響してくるかもしれませんよ!