こんな上司はイヤ!「仕事を教えるのが下手な人」の特徴5つ
上司になった人が、仕事を教えるのがすごく下手だったら困りますよね。頑張りたいと思いつつも上司の行動にげんなりし、やる気をなくしてしまう部下や後輩も多いのではないでしょうか?
また、教え方が下手な上司自身がそのことを理解していないため、部下や後輩のデキが悪いと勘違いするのも厄介なポイントのひとつです。ここではそんな「仕事を教えるのが下手な人」の特徴を聞いてみました。
口だけで説明して見本を見せない
「口だけで説明をして、実際にやってみたり見本を見せたりしてくれない先輩。口頭だとイメージがつきにくいから、実際にやって見せてもらえると助かるのにな……」(20代/公務員)
▽ 口頭で説明だけして、実際にやっているところを見せてもらえなかったり、実物を見せてもらえなかったりするとモヤモヤしますよね。百聞は一見にしかずと言いますが、聞くよりも実際にやってみることで理解しやすくもなるのです。
マニュアルだけ渡してくる
「入社して早々、マニュアルだけメールで送られてきて、一通り目を通しておいてとだけ言われて驚いたことがある。即戦力になる人材を求められていたわけでもないのに、慣れない仕事をマニュアルだけ見ながら必死にこなしてすごく消耗した。マニュアルだけ渡すって教えているとは言わないと思う」(20代/IT)
▽ 教えるときにマニュアルを使うのはわかりますが、マニュアルだけ送って教えた気になっているのは違います。それで教えたと言われても……と戸惑いますよね。教わったほうは必死にマニュアル通りに進めようとし、大変だったそうです。
何でも聞いてと言うわりに何も知らない
「何でも聞いてね! と張り切っていた女性の先輩がいたんだけど、何でも聞いてと言うわりに質問をしても知らないことが多くて困った。何でも聞いてって言えるほどわかってない人だった」(20代/飲食)
▽ 先輩だから何でも聞いてね! と言うわりに、聞いてみても実際は何もわかっていなかったなんてパターンも。「後で聞いてみるね」と言われて、結局教えてもらえなかったそうです。何でも聞いてはいけない存在だったのかもしれません。
説明に「これそれあれ」が多い
「先輩が説明をするときに『これをああして』とか『それをあっちに移動して』とか指示語ばかりが多くて、いちいち把握するのに時間がかかった。これそれあればかり言う人は苦手」(20代/公務員)
▽ 説明するときに専門用語ばかり使うのも問題ですが、指示語ばかりで困惑させてしまう人も説明が下手です。これ、それ、あれではなく、きちんと名称を教えてもらったほうがわかりやすいですよね。
何のためにする作業なのかを説明しない
「その作業を何のためにやるものなのかを説明せず、手順だけ教えてこられると戸惑う。ただ淡々と何のためにやっているのかもわからないコピペをやり続ける気持ち……。自分がロボットになったような感覚に陥った」(20代/事務)
▽ 手順だけ説明して、その作業や仕事が何に使われるのか、何のためになるのかを教えてくれない上司は、部下のやる気をどんどん低下させます。自分がやっていることが何につながるのかを詳しく説明してほしいものです。