モデル・俳優・漫画家…夢を諦めた人達に聞いたその理由
モデル・俳優・漫画家・声優など、華やかな世界で活躍することを夢見る人は、いつの時代も多いものです。しかし、その世界で活躍できる人はほんの一握り。多くの人が夢半ばで諦め、違う世界へと歩み出しているのが現実です。「夢は願えば叶う」という言葉をずっと信じ行動し続けることは、とても難しいこと。
そこで今回は、「夢を諦めた人達の切実な理由」をご紹介したいと思います。
なぜ夢を諦めることになったのか
1. 出世していく友達の姿を見たから
「読者モデルをしながら夜はバーで働く生活を5年以上続けていたのですが、仕事も増えずお金も貯まらず……。そんな中、周囲の友達が会社で出世したり結婚したりする姿を見て、『そろそろ諦めどきかな』と思い、きっぱり諦めました」(元モデル志望/男性)
▽ 幸せそうな友達の姿を見て前向きな気持ちで夢を諦められるというのは、とてもいいことですよね。夢を追い続けることはとても素敵なことですが、夢を諦めたとしても、素晴らしい日々が必ず待っています。
2. お金に限界がきたから
「私が夢を諦めたのは、シンプルにお金がなくなったから。小劇場で舞台女優をやるには、売り切れなかったチケットを買い取らなきゃいけないし、レッスン場も劇場代もお金がかかる。もう、お金が限界だった」(元俳優志望/女性)
▽ 夢を追うにはどうしてもお金が必要です。しかし、バイトをしてお金を貯めようとしても「働く時間が取れない」というジレンマを抱えてしまうもの。お金に限界がきたというのは、諦めるには十分な理由です。
3. やりきったから
「漫画の新人賞に応募して何度か小さい賞はもらったものの、デビューができずにいました。最初の頃は『次こそ!』という気持ちがあったのですが、次第に何も描きたいことが思いつかなくなり、自分の中で『描ききった』という思いが強くなったので、漫画を描くことをやめました」(元漫画家志望/女性)
▽ 中途半端に諦めてしまうと後々後悔が残ってしまいますが、全力を出し切って「諦める」という決断をだしたのであれば、後悔も薄くなるはず。もちろん悔しい気持ちはありますが、ここまで頑張った自分を褒めてあげてください!
4. 勝てないと思ったから
「声優になるための専門学校に入ってみて、才能がある人達をたくさん見ていてどんどん自信がなくなっていった。可愛くて歌もダンスもお芝居もうまくて……。諦めたことへの未練すら残らないほど、勝てるところが全く見つからなかった」(元声優志望/女性)
▽ 「努力は天才に勝る」という言葉もありますが、どうしても越えられない壁を感じることはあります。そこで諦めずに努力をするのも素敵ですが、「無理!」と、キッパリ諦める決断も素敵です。あなたができることは一つではありません!
まとめ
いかがでしたか? 真剣に夢を追っているからこそ、夢を諦めることはとてもつらい決断になります。しかし、夢を諦めたからといって自分の人生が終わるわけではありません。生きていく世界を変えても、その世界でまた別の夢が見つかるはず。また新しい世界で頑張るためにも、必死に頑張った自分をしっかりと認めてあげてくださいね。